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紙の市況(2020.7)詳細 7月10日更新分

【洋紙 国内の紙の市況/状況】

1.7~9月産業景気予測 「紙・パルプ」は再び「雨」に

 日本経済新聞は7月6日、7~9月期の産業景気予測を発表しました。紙関連では、

と、テレワーク拡大などによりペーパーレスが一層進展するとして、「紙・パルプ」の天気図は「小雨」から「雨」に悪化しています。
 主要30業種では、

と、悪化2業種に対し8業種が改善し、依然「小雨」「雨」が19業種と半分以上を占めるものの、底打ちを感じさせる評価となっています。


2.日経42種6月末 「紙・板紙」は前年比下落

 7月1日付の日本経済新聞紙上にて、日経商品指数42種の6月末値が発表されました。1970年を100として、企業間取引価格を基に算出された日経42種全体の6月末値は19か月連続で前年実績を下回りましたが、前年比の低下幅は2か月連続で縮小したと報じられています。
 「紙・板紙」の6月末指数は147.257と4月末値、5月末値と同値ですが、前年同月比では14.7%の下落となっています。


【板紙 国内の紙の市況/状況】

1.段ボール原紙 輸出急増の報道

 7月7日付の日本経済新聞紙上にて、段ボール原紙の輸出が急増していると報じられています。記事によると、

内容 1~5月の実績が、同期間として過去最高の輸出量。
背景 ・中国国内の日用品などの梱包需要が堅調。ネット通販の需要が拡大。
・中国が環境規制強化で原料古紙の需要を抑制。不足分を原紙製品輸入で補填。
・日本の製紙各社が需給調整のため輸出を強化。

 日本では工業製品の出荷低迷や巣ごもり需要の落ち着きで段ボール原紙の需要は低下しているため、製紙各社が国内需給調整のため今後も輸出を続ける可能性があると記事では伝えています。


【その他の市況/状況】

1.大王製紙 発電設備新稼働

 大王製紙は7月6日、三島工場で建造中だった発電設備の工事が完了し、電力販売を開始したと発表しました。同社の公式サイトの発表によると、

内容 従来から黒液(パルプ廃液)を燃焼させて生産する電力を活用してきたが、新たに最新鋭の黒液回収ボイラーを建設してバイオマス発電を実施。再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用した電力販売を開始。
設置場所 同社三島工場
発電能力 62,920kW
販売開始 2020年7月3日

 同工場ではバイオガス製造設備の新設も進めており、同社は今後も環境負荷低減の取り組みを継続していくと表明しています。


【印刷・製品関連】

1.レンゴー 使用済みプラスチックの再資源化事業に参画

 レンゴーは6月30日、サントリー子会社など12社とともに、使用済みプラスチックの再資源化事業に取り組む共同出資会社を設立したと発表しました。同社公式サイトの発表によると、

社名 株式会社アールプラスジャパン
事業開始 2020年6月5日
事業内容 米アネロテック社の技術を活用し、従来より工程が少なく、環境負荷を低減できる、効率的な使用済みプラスチックの再資源化技術を開発し、実用化を推進する。
背景 日本のプラスチックリサイクルは、焼却しそのエネルギーを発電に利用するサーマルリサイクルが大きな割合を占めているが、国際的には素材として再利用するリサイクルの推進が求められている。また、廃プラスチックが資源として海外へ輸出される例も多かったが、環境意識の高まりから輸入を制限する国が増えており、国内での再資源化が急務となっている。

 同社が展開する軟包装事業の主原料はプラスチックであり、この業界を超えた連携事業に参画することで、リサイクルシステムが確立している段ボール事業だけでなく、軟包装事業でも、リサイクルによる再生循環利用への道を開いていきたいと、同社は参画の目的を説明しています。


※文中敬称略
※文章は2020年7月8日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。