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紙の市況(2020.12)詳細 12月10日更新分

【洋紙 国内の紙の市況/状況】

1.日経42種 コロナ再拡大に危惧

 12月1日付の日本経済新聞紙上にて、素材や燃料などの企業間取引価格を基に算出した日経商品指数42種(1970年=100)の11月末値が発表されました。24か月連続で前年同月比マイナスが続いていますが、前月比では7か月連続で上昇しており、新型コロナウイルスの感染拡大で大打撃を受けてきた経済活動も、足元では回復基調にあると報じられています。
 今後の傾向については

上向き要因 ・新型コロナウイルスのワクチン開発への期待
・世界的な自動車産業の回復
・米大統領選でバイデン前副大統領が当選を確実にした影響で、「パリ協定」への復帰が打ち出され、世界で電気自動車の需要が増え、非鉄金属の需要が増えるとの見方
下向き要因 ・内需の戻りの鈍さ
・新型コロナウイルス感染の再拡大

とどちらにも影響しそうな要因があることが伝えられています。紙・板紙は11月末値も8か月連続の横ばいとなっていますが、新型コロナウイルス感染の再拡大が経済活動の抑制につながり、個人消費に影響が出そうだと記事では指摘されており、紙の需要に再び影響を与えることも懸念されます。


2.王子HD 「新機能性材料展2021」に出展

 王子ホールディングスは12月7日、同社グループの王子エフテックスと王子タックが、東京ビッグサイトで開催される「新機能性材料展2021」に共同出展すると発表しました。
 同展は素材・加工技術の総合展示会で、提供される分野は医療、食品からエレクトロニクス、自動車など、広範囲にわたるとのこと。両社はそれぞれ、

王子エフテックス ・紙製バリア素材「シルビオ バリア」
・セルロース複合材
・耐油紙
・高機能ガラスペーパー
・光を異方性拡散するナノバックリング🄬シート
王子タック ・バイオマス素材を使った環境にやさしいタック
・「レインガードタック」
・「結束用リサイクル紙バンド」
・「紙ネット封筒」新ラインナップ

等の展示を予定しているとしています。
 リアルの展示会は12月11日までとなりますが、2021年の1月15日までの予定でWEB展示が既に始まっており、同社は来場案内に沿って登録して後の来場を呼び掛けています。


【その他の市況/状況】

1.北米産パルプ 10月積み横ばい

 11月28日付の日本経済新聞紙上にて、10月積みの北米産パルプの日本向け輸出価格が前月積み比同値で決着したと報じられています。メーカーの生産調整と中国の需要の戻りで需給が安定しているとのこと。荷余り感の解消から11月積みは値上がりするとの観測も出ていると記事では伝えられています。


【印刷・製品関連】

1.複合機5社で1万6千人の従業員削減

 12月4日付の日本経済新聞紙上にて、リコーやキャノン、米ゼロックスなど複合機大手5社が約1万6千人の従業員を削減したことが分かったと報じられています。記事によると、

内容 1~9月の期間に、海外を中心に5社合計で約1万6千人の従業員が削減された。欧米などで複合機の販売や保守の人員についての早期退職の募集や生産拠点の集約、解雇、傘下企業の整理・統合などを行ったとのこと。
背景 新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が進み、ペーパーレス化に拍車。オフィス閉鎖で商談が滞った影響もあり、複合機や消耗品、保守サービスの需要が落ち込んだ。
在宅勤務やオンライン授業が広がった影響で家庭用インクジェットプリンターは好調だが、市場規模が小さく、複合機の収益悪化を補うほどの効果はない。

 今後さらに市場縮小は進むとみられており、構造改革の一環として再編の機運が高まる可能性があると記事では指摘されています。


※文中敬称略
※文章は2020年12月8日現在、新聞記事などを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。