2022年4月　品種別販売実績表 [全国版]

概況４月

• ・紙・板紙の国内出荷は前年同月比2.2％減、６か月ぶりのマイナス。グラフィック用紙は6.3％減、３か月連続のマイナス。パッケージング用紙は1.8％減、１４か月ぶりのマイナス。主要品種は包装用紙、衛生用紙を除きマイナス。
• ・紙・板紙の輸出は前年同月比3.0％減、３か月ぶりのマイナス。グラフィック用紙は5.2％増、１３か月連続のプラス。パッケージング用紙は6.3％減、３か月ぶりのマイナス。グラフィック用紙では、塗工紙が南アジア向けで増加。パッケージング用紙では、包装用紙、白板紙等が東南アジア、東アジア向けで減少。
• ・紙・板紙の在庫は前月比25千トン減、３か月連続の減少。グラフィック用紙は3千トン増、３か月ぶりの増加。パッケージング用紙は20千トン減、２か月連続の減少。グラフィック用紙では、印刷用紙が増加。パッケージング用紙では、段ボール原紙を中心に、包装用紙、白板紙とも減少。衛生用紙は9トン減、３か月連続の減少。

主要品種

• ・新聞用紙の国内出荷は前年同月比6.4％減、１１か月連続のマイナス。
• ・印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比6.3％減、４か月ぶりのマイナス。非塗工紙、塗工紙、情報用紙ともマイナス。輸出は5.2％増、１３か月連続のプラス。
• ・包装用紙の国内出荷は前年同月比2.1％増、１３か月連続のプラス。輸出は25.0％減、２か月ぶりのマイナス。
• ・段ボール原紙の国内出荷は前年同月比1.9％減、６か月ぶりのマイナス。輸出は3.1％増、３か月連続のプラス。
• ・白板紙の国内出荷は前年同月比2.7％減、１４か月ぶりのマイナス。
• ・衛生用紙の国内出荷は前年同月比11.2％増、６か月連続のプラス。

2022年4月全国紙・板紙需給速報