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華陽ニュース

ニューノーマル関連情報2024.4

 コロナ禍などをきっかけに変化した『ニューノーマル』な生活様式のなかでも、世界の環境や人権に対する関心はなお高まりを見せており、毎日のニュースでSDGsやESG、脱炭素、エシカル消費といったキーワードを目にしない日はないほどとなっています。
 そういった、紙にも関連があるけれど紙だけにはとどまらない日々の動きを少しでもお伝えできればと、この欄を作成致しました。皆様の営業活動のお役に立てれば幸いです。

2024年2月に報道された、ESG・脱炭素他に関連する動きの抜粋

【政府・官公庁他】

政府 GX経済移行債2023年度調達分1.6兆円の主な支援先が判明。水素製鉄に2,500億円余り、EV用蓄電池の生産拡大に3,300億円超など。その他、次世代半導体・工業炉・次世代原発の研究開発やパワー半導体の生産拡大などを支援し、脱炭素に関わる重要技術の国際競争力を高める狙い。
洋上風力発電所の設置場所を領海内から排他的経済水域に広げる狙いで改正法案を提出する調整に入る。実現すれば洋上風力の適地が最大10倍に拡大する。
環境省 造船会社や船舶の部品を製造する事業者の脱炭素を支援。脱炭素船のエンジンや燃料タンク、燃料供給システムなどを生産する設備の導入に補助金を出す計画。2024年度から。
2024年度に打ち上げる新型人工衛星を活用し、企業の事業所ごとの二酸化炭素やメタンの量・濃度を測定。2025年度にも企業にデータ提供を開始する計画。企業の脱炭素の成果の信頼性をを衛星による精緻なデータを示して担保する狙い。
廃棄物処理法に特例を設ける新法を今国会に提出。成立すれば、特例で廃棄物処理事業者の認可を環境省が一元的に審査・許可できるようになり、事業者が全国展開しやすくなる。特例の対象として太陽光パネルの完全リサイクルなどを想定。
財務省 2月14日、「GX(グリーントランスフォーメーション)経済移行債」の10年債入札を初めて実施。10年間で20兆円規模を発行し水素の普及や蓄電池、再生可能エネルギーの国内供給網の整備などに充てる計画。
蒲郡市
日本特殊陶業
竹本油脂
新東通信
ゴマ油製造に使うボイラーから出る二酸化炭素を回収して未完のハウス栽培に再利用する実証実験を開始。
大阪大学
豊田中央研究所
産業技術総合研究所
二酸化炭素から、光合成の数百倍の速度で糖をつくる技術を開発。脱炭素や食料不足の課題に対応できる技術になる可能性。
東京大学
海洋研究開発機構
群馬大学など
ポリ乳酸を除く様々な生分解性プラスチックが深海でも微生物により分解されることを確認。日本の海域の水深757m、855m、1,292m、5,503m、5,552mの5地点で実験。
名古屋大学 曲がる太陽電池「ペロブスカイト型」の耐用年数を現在主流のシリコン型並みに延ばすことが可能な技術を開発。2027年ごろの実用化を目指す。
新エネルギー・産業技術
総合開発機構
廃棄物分野の温暖化ガスの削減や回収などの研究を支援するための資金拠出を発表。
欧州委員会 温暖化ガス排出量を2040年に1990年比で90%削減する新目標案を提示。再生可能エネルギーの導入を加速する狙い。
バーゼル銀行監督委員会 主要国の銀行監督当局で構成し、銀行の国際的なルールづくりを担う委員会。2026年にも業種別の融資額や融資先の温暖化ガス排出量、自然災害が起きやすい立地の取引先に対する融資規模などの情報開示を義務付ける新ルールを導入する方針。潜在的な気候変動リスクの可視化で移行支援を促す狙い。

【産業】

電力・燃料
トヨタ自動車
千代田化工建設
水素製造システムを共同開発等で協業基本合意書を締結したと発表。両社の技術を用いて、世界最小レベルのサイズでありながら水素の製造効率が高い水電解システムの開発を目指す。
自動車・輸送等
プロテリアル
(旧日立金属)
「アモルファス合金」を利用して消費電力を最大5%改善できるEVモーターの新部材を開発。プロテリアル開発の新磁石、重希土類を減らした「フェライト磁石」と組み合わせて採用を目指す。
その他
セイコーエプソン 衣料品から繊維を再生する事業を2025年にも始める計画。使用済みコピー用紙を再生紙にリサイクルする技術を応用し、衣料品の繊維再生率を現在主流の10%から50%超にする再生装置を開発。将来的には再生率100%を目指す。
三菱倉庫 国際貨物を運ぶ際の二酸化炭素排出量を算出するシステムを開発。荷主向けに提供。
花王
積水ハウス
英国の環境NGO、CDPの、グローバル企業の環境に関する開示や取り組みを評価するスコアで「トリプルA」を取得。花王は4年連続、積水ハウスは初めて(同社によれば、国内住宅・建設業界で初めてとのこと)。「トリプルA」は、気候変動、フォレスト(森林保全)、水セキュリティ(水資源保護)の3分野の評価全てが最高評価のAであったことを示す。調査対象世界21,000社超のうち、「トリプルA」取得は10社のみ。
レコテック プラスチックの回収・再資源化サービスを手掛けるスタートアッップ。浪速運送とともに作成した再資源化事業計画がこのほど環境相や経済産業相の認定を受け、回収地域を都内から全国に拡大する。運搬時の衣類の保護カバーとして使われる軟質プラスチックの回収・再資源化を、対象地域を拡大して実施する計画。
アイシン アルミの溶解炉などから排出される二酸化炭素を含むガスから、コンクリートの原料となる炭酸カルシウムを製造し、2026年度にも販売を開始する計画。製造時に大量の二酸化炭素を排出するセメントから炭酸カルシウムに切り替え、環境配慮型のコンクリートとして利用してもらうことで大気中の二酸化炭素削減につなげる狙い。
豊田合成 再生可能エネルギーを使うなど栽培時の二酸化炭素排出量をゼロにしたイチゴがホテルの期間限定メニューに採用。

※文中敬称略
※文章は2024年2月29日現在、新聞記事や各社のニュースリリースなどを基に華陽紙業にて編集しております。実際の動向についてはお客様にて総合的にご判断頂きますよう、お願い申し上げます。