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華陽ニュース
ニューノーマルにこの一品⑯プラスチック資源循環促進法施行
【ニューノーマルにこの一品】
「ニューノーマル」という言葉は新型コロナウイルス下での生活や仕事の新しい様式を表す言葉として使われていますが、近年、私たちの生活や考え方に影響を与え、変えてきたものには、海洋汚染の深刻化による脱プラの動きや、SDGs、ESG、ダイバーシティ等、さまざまなものがあります。
その、様々なもので形作られる「ニューノーマル」に、紙で貢献できる製品とは、の観点から、弊社取扱製品をご紹介いたします。
⑯プラスチック資源循環促進法施行
2022年4月よりプラスチック資源循環促進法が施行となり、飲食店やコンビニ、スーパーなどの小売店を中心に対応が始まりました。
プラスチック 資源循環促進法 |
プラスチックのライフサイクル全体を通じた資源循環を促進する法律。 ・プラスチックの使用を合理化(Reduce・Reuse) ・再生素材や再生可能資源(紙やバイオプラスチックなど)への置き換え(Renewable) ・徹底したリサイクル(Recycle)や、それが難しい場合は熱回収によるエネルギー利用 等で使い捨てプラスチックごみを減らし、エコな製品を選んで使ってリサイクルすることを図る。(3R+Renewable) |
企業に 求められること |
製品の設計段階で3R+Renewableの観点から取り組むことや、プラスチック使用製品を製造・提供している事業者による自主回収・再資源化などが求められている。 特定プラスチック使用製品として指定された12品目に関しては、消費者への無償提供の見直しが求められ、前年度5トン以上提供している事業者について取り組みが不十分とされた場合は勧告・公表・命令等を行うことがあるとされているため、特定品目とされたカトラリーなどを従来無償提供していた飲食店・コンビニ・ホテル・クリーニング店等で対応が始まっている。 |
特定プラスチック使用製品 | フォーク、スプーン、テーブルナイフ、マドラー、飲料用ストロー、 ヘアブラシ、くし、かみそり、シャワーキャップ、歯ブラシ、 衣料用ハンガー、衣料用カバー |
大王製紙では、環境に優しい紙製包材を展開する新ブランドとして、2022年2月、『エリプラシリーズ』を立ち上げ、特定プラスチック使用製品のプラスチックから紙への置き換えを可能にする製品を提案しています。
マドラー 食品カトラリー 等 |
単紙でプラスチックと同等の剛性を持ち、耐油性能をプラス、森林認証紙を使用した『FSエリプラ+(プラス)』を提案。 『エリプラ+(プラス)』を原紙とする『エリプラマドラー』がドトールコーヒーで採用実績あり。 |
ハンガー フック 等 |
単紙でプラスチックと同等の剛性を持ち、森林認証紙使用の『FSエリプラペーパー』を提案。 これを原紙とする紙製品『エリプラフック』『エリプラミニハンガー』も2021年7月発売開始。 |
テイクアウト お弁当容器など |
表裏層に耐油性、全層に耐水性を付与して、断面や折り目などの油染みを防止できるようにした 『FSエリプラ+(プラス)ナチュラル』を提案。未晒ベースで自然な風合い。 |
街の食品小売りや飲食店、クリーニング屋さんなどへのご提案に、一度是非ご検討下さい。