KAYO NEWS
華陽ニュース
ニューノーマルにこの一品⑱株式会社トライフ様の加工技術
【ニューノーマルにこの一品】
「ニューノーマル」という言葉は新型コロナウイルス下での生活や仕事の新しい様式を表す言葉として使われていますが、近年、私たちの生活や考え方に影響を与え、変えてきたものには、海洋汚染の深刻化による脱プラの動きや、SDGs、ESG、ダイバーシティ等、さまざまなものがあります。
その、様々なもので形作られる「ニューノーマル」に、紙で貢献できる製品とは、の観点からの取組みをご紹介いたします。
⑱株式会社トライフ様の加工技術
特種東海製紙グループで生活商品事業担当として、ラミネート加工、コーティング加工など各種紙製品の製造・販売を行う株式会社トライフ。
その社名は“Try”+“Life”+“Future”を起源とすると、同社は説明されています。
社名の由来の通り、紙素材を活用した環境配慮型製品の開発に挑戦を続ける同社の、最近の取り組みをご紹介致します。
NatuLami(ナチュラミ) | トライフが立ち上げた新ブランド。植物由来の樹脂や生分解性を有する樹脂をトライフのラミネート技術で使用し、「環境に優しい加工紙=NatuLami」を提案するもの。 |
NatuLamiXBio PE | 植物由来のバイオポリエチレンを、もともとバイオマスな素材である天然パルプ=紙に押出し、ラミネート加工する製品。 ・通常のポリエチレンラミネート紙と同等の性能 ・完全バイオマスで環境に優しい ・化石燃料の使用を従来より低減 を実現できる。 一般社団法人日本有機資源協会のバイオマスマークや日本バイオプラスチック協会のバイオマスプラシンボルマークを取得。 |
NatuLamiXBio PBS | 三菱ケミカル株式会社が開発した生分解性プラスチック、Bio PBS(ポリブチレンサクシネート)を紙に押出しラミネートした製品。 ・紙+生分解性プラスチックなので100%生分解の製品をつくることが可能 ・ヒートシール性、耐油性を有し、改正食品衛生法に適合 等の特長を有している。 |
性能を落とすことなく環境に優しいパッケージなどをご検討の方は、ぜひ一度、同社の加工技術の採用をご検討下さい。
※文章中、敬称略