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ニューノーマルにこの一品31 『ぎふプラスマ!』

【ニューノーマルにこの一品】

 「ニューノーマル」という言葉は新型コロナウイルス下での生活や仕事の新しい様式を表す言葉として使われていますが、近年、私たちの生活や考え方に影響を与え、変えてきたものには、海洋汚染の深刻化による脱プラの動きや、SDGs、ESG、ダイバーシティ等、さまざまなものがあります。
 その、様々なもので形作られる「ニューノーマル」に、紙で貢献できる製品とは、の観点からの取組みをご紹介いたします。

31 岐阜県の環境取り組み①『ぎふプラスマ!』

 「2050年に二酸化炭素排出量実質ゼロ(=カーボンニュートラル)」に向け各自治体で取り組みが盛んになっています。
 岐阜県でも環境負荷低減のための様々な取り組みがなされていますが、そのうちのひとつ、『ぎふプラスマ!』についてご紹介致します。

『ぎふプラスマ!』 「岐阜県プラスチック・スマート事業所『ぎふプラスマ!』」登録制度。
社を挙げてプラスチック資源循環に貢献する取り組みを実践する事業所、全業種を対象に、登録事業者を募集。
登録要件 ①使い捨てプラスチックの使用合理化
②再生材や、バイオプラスチックや紙などの再生可能資源への適切な代替を促進
③使用済みプラスチック資源のリサイクル
④その他プラスチック資源循環に資する取り組み
のうち、1つ以上を実施。
申し込み方法 登録届出書に必要事項を記入して岐阜県環境生活部廃棄物対策課宛てに郵送・FAX・メール等で申し込み。
登録すると ・知事名の登録証が交付され、県の公式サイトに事業所名などが掲載される。
・「ぎふプラスマ!」のステッカー・ポスターなどがもらえ、事業所に貼ることができる。
・環境に配慮している事業所としてイメージアップ!
・制度登録を要件とする県の融資制度などもあり。

 プラスチック製フォークやスプーンの使用合理化などの登録要件から、2023年6月30日現在の登録店舗・事業所1,243件中988件(約79%)がスーパーやコンビニ、飲食業、宿泊業となっていますが、
・従業員にマイバッグやマイボトルを使用するよう促進
・プラスチックごみ削減に関する啓発、社員教育の実施
・海洋プラスチックごみ対策としてのボランティア清掃
など、どんな業種でも実行可能な取り組みもあり、県では、オール岐阜でのプラスチック資源循環促進を呼びかけています。

※文章中、敬称略