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新入社員は「カーリング型」 〜 磨くのやめると減速?

社会経済生産性本部(東京)は二十六日、今年の新入社員の特徴を表すキーワードを「カーリング型」と発表した。

「売り手市場」の時期に入社し、会社への帰属意識は低めのため、会社側が働きやすい環境づくりに腐心する、というのが命名の理由という。

氷上競技カーリングは2006年、トリノ冬季五輪で日本女子代表の活躍が注目を集めた。就職氷河期だった世代と異なり、今年は「氷の上を滑走する石のごとくスムーズに就職できた」。入社後は「方向を見定めそっと背中を押す」ことなどが不可欠とする。
育成も、カーリングの石と同様に「ブラシで氷をこするのをやめると、減速や停止をしかねない」「磨きすぎると目標地点を越えてしまったり、はみ出したりしてしまう」こともあり、上司には微妙な「ブラシさばき」が求められそうだ。

「伝書バト世代」覚悟問う

「会社の繁栄は人材にかかっている」と強調する伊藤忠商事の丹羽宇一郎会長に若手育成法を聞いた。

私は最近の若手を「伝書バト世代」と呼んでいる。
自ら考えることをせず、言われたことを単に伝えるだけ。ひどくなると「飛んでいけ」と言われるまでじっとしたまま指示待ちの姿勢だ。それなのに自負心は強い。少子化やゆとり教育のせいか、競争意欲に乏しく、北風に当たったこともないのに自分はよくやっていると思っている。

会社に入ったら、自分の力を自分で評価してはいけない。学生時代は点数化できる知識の量で評価されるが、会社は社員の能力のうち数値で測れない部分をじっと観察しているということを覚えておいてほしい。

評価するのは未知の世界に挑戦する情熱、逆境での競争力があるか。さらに相手の立場や社会的な視点から物事を考えられる良識と常識を持っているからだ。必要とされている、頼りにされているという実感こそが働きがいにつながる。

リーダーとしての資質は仕事でしか磨くことができない。うちの会社は入社したら完全なゼロからのスタート。平等に機会を与え、だれにでも平安な道を用意するつもりはない。厳しく、かつ戦略的に鍛え上げる。

まず入社して十年間は泥のように働いてもらう。はい上がる気力や苦しいときに周囲を思いやる気持ちを育てるには、どん底に突き落とすしかない。入社四年までに全員を海外旅行に研修に出す。海外の若者がどれだけハングリーに働いているかを見てきてほしい。

毎日深夜まで会社にいろとは言わない。本を読み、人と会い、ものを考えることで知的能力を再生産する努力を続けることだ。大変ですよ。ついて来られない社員が出ても仕方ない。

次の十年間は徹底的に勉強させる。経営の環境は刻々と変わる。現場で感じた疑問を勉強で解消し、学んだことを現場で検証する。
昨年から新任課長を対象に海外のビジネススクールに短期間通わせている。二十年目以降は本物のリーダーとして人間性そのものに磨きをかけさせる。本気で人材を育てるつもりなら、十年単位の時間と費用をかける必要がある。経営者にとって最大の仕事だ。

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