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9月号 (2009年)

1)新聞記事に見る出版・書籍の
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新聞記事に見る出版・書籍の環境変化

新聞記事より、出版・印刷業界の動きに関するものをピックアップしました。

【売上増につながる新しい動き】

1.印刷会社、あすサイト開設 ネットに口コミ、県内の情報発信
2.主役は付録 雑誌は脇役
3.デジタル印刷機拡販 富士フィルム:高画質の新型 キャノン:低価格機販売
4.千趣会 電子カタログ書き込みOK
5.電子書籍 ソニー、米に新端末 無料の無線通信でデータ
6.復刊漫画「大人買い」誘う 中高年男性 じっくり昔懐かしむ
7.活版印刷、凹凸に味

【印刷業界のその他の動向】

1.大日印4〜6月純利益20億円に カラーフィルター回復
2.凸版、10億円の最終黒字 4〜6月 液晶用フィルター回復
3.ブックオフ最終黒字に 中古書籍・ゲーム販売好調
4.共立印刷、下期コスト削減へ
5.液晶部材、開く改善度合い 7〜9月売上高 日東電、前年並みに

【売上増につながる新しい動き】

1.印刷会社、あすサイト開設 ネットに口コミ、県内の情報発信

岐阜市の印刷会社が5日、インターネットを通じた口コミで岐阜の魅力を発信する情報サイト「ギフトフコミ!岐阜のクチコミナビ」を開設する。県内の店舗を対象にグルメ、観光レジャー、ライフスタイル、ショッピング、ビューティーの5部門で、一般の市民が店舗を訪れた感想や知られざる話題など、口コミ特有の体験による情報を掲載する。
印刷会社は岐阜市古市場のプレックス(吉田房生社長)。サイトを運営するWEB(ウェブ)事業部を新設し、情報は登録した会員の投稿を基に同社員が取材して掲載する。
当初は約600件の店舗情報を掲載するほか、毎月第1、3月曜日には「ラーメン巡り」の情報を更新、毎週水、金曜日には「旬コレ」として季節にふさわしい食品を扱う店舗を紹介する。
会員登録は無料で、情報によってポイントが加算され、商品と交換できる。まあ、開設記念として31日までに投稿し、プレゼント企画に応募した1人に薄型テレビを贈る。

(2009年8月4日 岐阜新聞朝刊より)

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2.主役は付録 雑誌は脇役

豪華な付録のついたファッション雑誌が増えるなか、その付録を取り出して陳列する書店が現れた。カルチャーエージェント文教堂の溝の口南口店(川崎市)だ。
7月中旬に付録の専門コーナーを設けたところ、女性客に好評。東京都渋谷区に住む24歳の医大生は「付録のエコバックがかわいかったので思わず雑誌を買っちゃいました」と笑う。
同店が扱っている付録付き雑誌は「SWeet」(宝島社)、「Grazia」(講談社)など約10種類。有名ブランドの化粧ポーチ、アクセサリーなど付録は豪華になる一方だ。
とはいえ付録は通常、カバーに覆われていて手に取れない。川崎市に住む28歳の女性は「品質が悪くてすぐに使えなくなったことがある」と話す。そんな不満に応えたのが同店だ。
本来は雑誌が主役で付録が脇役のはずが、ここでは主客が逆転している。雑誌不振の表れなのかもしれない。

(2009年8月19日 日本経済新聞朝刊より)

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3.デジタル印刷機拡販 富士フィルム:高画質の新型 キャノン:低価格機販売

オフィス向けのプリンターなどを手がけてきた事務機各社がデジタル印刷機を相次いで発売する。富士フィルムは商業印刷の主流を占めるオフセット印刷並みに画質を高めたデジタル印刷機を来春発売。キャノンは9月に低価格の新型機を売り出す。印刷会社のほか、コスト削減策としてダイレクトメールなどの印刷内製化を健闘している大手金融機関などへも売り込む。

コスト削減需要 広がる

富士フィルムが発売するのはインクジェット方式のデジタル印刷機で、富士ゼロックスと共同開発した。2000部以下を印刷する場合、オフセット印刷機に比べてコストを約3割削減できるという。近年は印刷会社に対して少量注文が増えており、カタログやチラシ、パンフレットなどの印刷への利用を見込む。
キャノンは9月以降1000万円以下の低価格機2機種を順次、発売する。同社は2007年に3000万円前後の中級機でデジタル印刷機市場に参入した。不況で需要が伸びている低価格機も品ぞろえとして用意することで、新規投資に慎重な印刷会社の需要を掘り起こす。
米イーストマン・コダックは、新開発のインクジェット方式を採用した製品を10月から日本市場で販売する。高画質でコート紙など特殊な紙に対応できる。低価格機に特化していたコニカミノルタホールディングスは印刷会社向けに中級機を発売したほか、リコーも印刷会社への営業に力を入れる方針だ。
デジタル印刷機は00年以降に立ち上がった市場で、富士ゼロックス・米ゼロックスグループが最大手。08年までにコニカミノルタやキャノン、リコーなどが参入し事務機大手が出そろった。
調査会社インフォトレンズ(東京・渋谷)によると、08年の日米欧市場の販売台数は景気悪化を受け前年比3%減の16万5千台だった。10年以降は再び3〜4%の成長が見込まれている。世界の商業印刷物でデジタル印刷されているのはまだ数%とされ、市場開拓の余地は大きい。デジタル印刷機の拡販で、価格競争が激化している複写機やプリンター事業などの収益減を補う狙いもある。

(2009年8月25日 日本経済新聞朝刊より)

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4.千趣会 電子カタログ書き込みOK

千趣会は25日、インターネットの通販カタログに消費者がコメントを書き込めるサービスを始める。大日本印刷と共同開発した。婦人服カタログに着心地などの評価を書き込んだり、購入者に使い勝手を質問したりできる。大勢の利用者がコメントをやりとりできるカタログは初めてという。
新サービス「ぺたカタ」ではコートやデニムパンツを掲載した婦人服カタログ「暮らす服」秋号の好きな位置にコメントを書き込める。「このバッグ、かわいい」などの評価や「生地が伸びたりしない?」などの質問を書ける。コメント数の多いページを順番に表示する機能も付け、注目度の高い商品を検索しやすくした。
大日本印刷は9月1日から、ほかの通販業者向けにも同様のサービスを販売。カタログ制作費のほかに初期費用が税抜き25万円かかり、月額利用料は3万円から。

(2009年8月25日 日本経済新聞朝刊より)

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5.電子書籍 ソニー、米に新端末 無料の無線通信でデータ

ソニーは25日、米国を中心に展開する電子書籍事業の強化策を発表した。無料の無線通信で書籍などのデータを簡単に取り込める新端末を年内に投入。提供するコンテンツは書籍に続いて新聞や雑誌にも広げる。米電子書籍市場ではネット小売り大手アマゾン・ドット・コムが先行しており、ソニーも新製品投入を機に追い上げる。(後略)

(2009年8月26日 日本経済新聞朝刊より)

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6.復刊漫画「大人買い」誘う 中高年男性 じっくり昔懐かしむ

「オバケのQ太郎」「月光仮面」など昔の漫画の復刊本が売れている。価格は割高だが、財布に余裕のある中高年の男性がまとめ買いしていく。残業の減少などで家で過ごす時間が長くなったといわれる。子供のころ手の届かなかった漫画を、じっくり楽しんでいるようだ。
(中略)
文教堂によれば、30代以上の男性がまとめ買いしている。小学館は33巻の全巻セットの予約を受け付けており、5万610円もするにもかかわらず9000セットを超えた。
(中略)
1冊1890円で、主に50代以上の男性が買っている。同社は「昭和30年代は漫画雑誌は高価で、多くの子どもは友人から借りて回し読みしていた。当時を懐かしんでいるのでは」とみている。

(2009年8月28日 日本経済新聞朝刊より)

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7.活版印刷、凹凸に味

鉛などの活字を使った活版印刷が人気だ。活字製造会社の築地活字(横浜市)が毎月1回開く「鋳造見学体験会」は、若い女性らでにぎわう。
2500円の参加費を払えば地金を溶かして活字を鋳造し、それで自分の名前を印刷できる。美しく並べるには技術が必要で、インクの量や活字の押し方で仕上がりは変わる。
だがデジタルの整然とした印刷に慣れた若者には逆に新鮮に映るようだ。横浜市に住む女性会社員(31)は「活字を押し当てた際にできる凸凹の手触りがいい」と目を輝かせる。
活版好きが高じて1台50万円近くする印刷機を買う人もいる。販売元の出版社、朗文堂(東京・新宿)によれば、問い合わせはじわじわ増えており月に1台は売れるという。
衰退したと思われた技術が、その古さゆえに価値を持つことがある。活版も高級な印刷方式として存続しそうだ。

(2009年8月28日 日本経済新聞朝刊より)

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【印刷業界のその他の動向】

1.大日印4〜6月純利益20億円に カラーフィルター回復

大日本印刷が6日に発表した2009年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比80%減の20億円だった。1〜3月期の325億円の最終赤字から黒字に転換した。液晶パネル用カラーフィルターの受注が当初の想定以上に回復した。
連結売上高は前年同期比2%減の3804億円(1〜3月期比2%増)、営業利益は50%減の94億円(同4.4倍)。エレクトロニクス事業は11億円の営業赤字(前年同期は56億円の黒字)。1〜3月期から赤字幅は64億円縮小した。省エネ家電の購入を促す「エコポイント」制度の導入効果で、薄型テレビ向けの液晶カラーフィルターの受注が回復した。
印刷事業の営業利益は前年同期比33%減の55億円。ジュンク堂書店や丸善の連結子会社化が寄与し売上高は17%増えたが、企業の広告費削減を受け出版・商業印刷が低迷した。生活・産業資材の営業利益は6%増の80億円。軟包装材や薄型パネル用の反射防止フィルムが好調だった。

(2009年8月7日 日本経済新聞朝刊より)

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2.凸版、10億円の最終黒字 4〜6月 液晶用フィルター回復

凸版印刷が11日発表した2009年4〜6月期の連結決算は、最終損益が10億円の黒字だった。前年同期比では37%の減益だが71億円の赤字だった1〜3月期から改善した。最終黒字は3四半期ぶり。コスト削減に加え、薄型テレビの販売回復で液晶パネルに使うカラーフィルターの需要が底入れした。大日本印刷も4〜6月期に黒字転換しており液晶部材の採算改善が鮮明になってきた。

1〜3月赤字から転換

売上高は前年同期比14%減の3506億円。液晶部材を含むエレクトロニクス事業は前年同期比で41%の減収だったが、1〜3月期比では40%超の増収だった。液晶用カラーフィルターは携帯電話向けの中小型サイズが苦戦しているが、液晶テレビ用の大型製品を中心に需要が回復している。
印刷部門の売り上げは7%減の2116億円。出版印刷は書籍、雑誌ともに需要が減少。商業印刷は定額給付金の実施に伴う業務受託事業が伸びたが、チラシやカタログなどが不振だった。
営業利益は前年同期比80%減の15億円で、7億円の赤字だった1〜3月から22億円改善した。エレクトロニクス事業は33億円の部門赤字で、1〜3月期より赤字が90億円強減少。半導体フォトマスクなどは不振だった。
生活環境部門は太陽電池のバックシートや環境に配慮したフィルムを使ったパッケージなど利益率の高い製品が伸びた。原材料価格が上昇したが一部は商品価格に転嫁したため、部門利益は前年同期比11%増の41億円となった。印刷部門の営業利益は16%減の67億円だった。
受注に見合った生産ができるように生産体制を見直すなど事業構造の改革を進めたことでコストも圧縮した。副島豪専務は「第8世代と呼ばれる大型カラーフィルターの生産は7〜9月期にフル稼動に近くなる」との見通しを示した。

(2009年8月12日 日本経済新聞朝刊より)

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3.ブックオフ最終黒字に 中古書籍・ゲーム販売好調

ブックオフコーポレーションが12日発表した2009年4〜6月期の連結決算は、最終損益が1億6800万円の黒字(前年同期は8600万円の赤字)だった。消費者の低価格志向の流れに乗り、主力の中古書籍・ゲームの販売が好調だった。出店や店舗運営にかかる費用を抑えたことも利益を押し上げた。
売上高は前年同期比30%増の169億円、営業利益は5億8800万円と2.6倍に増えた。「ブックオフ」は既存店の売上高が6月まで3カ月連続で前年同月を上回った。利益率が高い書籍やゲームソフト、携帯ゲーム機の販売が伸びた。直営店はブックオフの6店を含め17店を出店した。
コスト削減も進めた。昨夏に買い取り査定の専用端末を全店舗に導入。客が持ち込む中古品の査定作業を効率化し、店員1人当たり売上高の増加につなげた。雇用環境の悪化でアルバイトの採用もしやすくなり、採用費用も圧縮した。

(2009年8月13日 日本経済新聞朝刊より)

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4.共立印刷、下期コスト削減へ

共立印刷は9月から1億5000万円のコスト削減に着地する。主力のチラシやフリーペーパーの受注が落ち込み、2009年4〜6月期の連結営業利益は前年同期比71%減の1億1700万。1〜3月期比では54%減だった。製版の営業・生産部門の合理化を徹底し、下期に向けた収益改善を急ぐ。

(2009年8月22日 日本経済新聞朝刊より)

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5.液晶部材、開く改善度合い 7〜9月売上高 日東電、前年並みに

液晶パネル用部材大手の業績改善度合いにばらつきが生じている。2009年7〜9月期は、日東電工の光学フィルムの売上高が顧客のパネル増産で前年同期比1%減の水準まで回復。一方、大日本印刷や凸版印刷は液晶関連部材の売上高が同7〜8割の水準にとどまりそうだ。顧客企業の内製化が進んで単価下落を招いており、明暗が分かれている。(後略)

(2009年8月26日 日本経済新聞朝刊より)

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