三菱UFJリサーチ&コンサルティングは4日、2007年度の中部3県(愛知・岐阜・三重)の主要レジャー施設の集客状況をまとめた。
ナガシマリゾート(三重県桑名市)が2年連続で集客力トップ。
2位に開港3年目の中部国際空港(愛知県常滑市)、
3位には河川環境楽園(岐阜県各務原市)が入った。
景気の先行き不透明感などから、消費単価の安い公園や動物園、水族館などの集客数が伸びた。
首位のナガシマリゾートは昨年9月に商業施設「ジャズドリーム長島」を増床。
他地域の遊園地で起きた遊具事故や天候不順など逆風にさらされたが、集客人数は06年度並みを維持した。
10位以内に入らなかったが、8割増と大きな伸びを示したのが愛・地球博記念公園(愛知県長久手町)。万博跡地にスケート場などが相次ぎオープンし、集客人数は約120万人に達した。
動物園や水族館は、イベント実施や動物の自然な生態が見られるような展示方法の見直しもあり、集客人数を増やした。 |