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白川村荻町の世界遺産、合掌集落に近いせせらぎ公園駐車場。大型バスや乗用車で次々と埋まる。品川、秋田、石川…。ナンバーはさまざま。台湾、韓国の団体客がガイドの先導で続々と集落に入っていく。
駐車場の7月の利用台数は普通車が前年同月比70%増の10,329台。大型車が59%増の1,195台を記録。開通後の6-31日で比べると、それぞれ77%増、67%増と大幅に伸びた。
東海北陸道飛騨清見ICと高山市中心部を結ぶ中部縦貫自動車道は、7月19─21日の3連休中の1日平均通行量が、前年の3連休(14─16日)の2倍の12,700台。中でも20日は15,000台と同区間の最高を記録した。
人の流れは高山市内にも。7月の市中心部の主要な駐車場の利用は、普通車が前年同月比11%増、大型バスが15%増に膨らんだ。ただ、多くは通過型の観光客だ。
高山市の高山グリーンホテルの担当者は「中京圏のバス会社は昼食プランを組んでいる。高山で昼食をとり、白川郷を見て日帰りするケースが多い」と言う。
通過型の観光客をどう引き留めるか。高山市幹部は「一喜一憂するのはまだ早い。長い目で見た戦略を立てていく」と話した。 |
大野郡白川村と石川県白山市を結ぶ白山スーパー林道で、7月5日の東海北陸自動車道全通以降、利用台数が前年と比べて大きく伸びていることがわかった。
同林道は全長約33・。白山国立公園を通過する。
同林道を管理する県森林公社によると、同自動車道開通後の7月5─31日の期間で両県側からの利用台数は9,813台。前年同期間の5,141台の2倍近くになっている。同公社では、同自動車道の全通と、全通記念キャンペーンによる期間限定の料金値下げなどが影響していると見ている。
同公社の蕨野鈴生白山林道管理課長は「キャンペーンの終了や全通による効果がいつまで続くかという危ぐはあるが、今後も多くの人に来ていただけるよう努めたい」と話している。同キャンペーンは今月末まで。 |
※トンネルが多いので、居ねむり運転等には注意したい。
※高山に入るところを間違いやすいので、標識を確認すること。 |
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10月は黒部、立山
11月は氷見、能登の風景をお届けする予定です |
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