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1)平成21年4月 中部10県下 洋紙品種別販売数量 集計表 |
2)名古屋洋紙代理店会 主要品種販売・在庫数量 3ヵ年比較 |
3)平成21年4月 全国紙・板紙需給速報、並びに概況と分析 |
景気低迷による化学等各業種における需要の減少から引き続き大幅な落ち込みとなった。 |
◎紙・板紙の国内出荷は前年同月比13.5%減と、在庫調整の進展等から減少幅は縮小(改善)したものの(前月18.6%減)、景気低迷の影響継続により引き続き前年を大きく下回った。前年割れは7カ月連続となり、うち2桁減は6カ月連続となった。
◎紙・板紙の輸出は61.9%減と、減少幅は年初以降の半減状態から拡大した。
◎紙・板紙の在庫は前月比0.7万トン増(紙:1.2万トン増、板紙:0.5万トン減)と、ほとんど横ばいも一部品種における減産の緩和等もあり、2カ月続いた減少から微増となった。 |
◎印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比20.2%減と、カタログ、チラシ等商印向けの不振継続、加えて前年の価格修正による前倒し需要の影響等から主力の塗工紙を中心に引き続き前年を大きく下回ったものの、減少幅は1月をピークに3カ月連続で縮小した。
輸出は60.2%減と、引き続き大幅な減少となった。
◎板紙及び包装用紙の国内出荷は、消費の低迷等による関連需要業界(家電等)の不振継続も、板紙では値下げによる買い控え(3月)の反動や青果物春物需要、飲料向けの増加等から減少幅は縮小に転じた(段ボール原紙:前月15.7%減⇒当月9.1%減、白板紙:前月18.4%減⇒当月9.9%減)。一方、包装用紙は26.9%減と、景気低迷による化学等各業種における需要の減少から引き続き大幅な落ち込みとなった。 |
(注)
1.1.国内工場の生産高・出荷高・在庫高による。
2.紙・板紙計には「その他の紙」、「白板紙以外の紙器用板紙」、「その他の板紙」が
含まれる。
3.輸入*は3月、1−3月 |
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