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1) 平成21年9月 全国紙・板紙需給速報、並びに概況と分析 |
- 紙・板紙の国内出荷は前年同月比14.8%減。12カ月連続の前年割れ。
マイナス幅は3カ月連続で拡大。板紙は前月に続き紙を上回る落ち込みとなった。
一方、紙のマイナス幅は2カ月連続で縮小。
- 紙・板紙の輸出は5カ月連続で前月を上回り、9月は前年同月比2.3%増にまで回復。
東南アジア向けを中心に紙の増加により12カ月ぶりのプラス。
- 紙・板紙の在庫は前月比5.5万トン減(紙:3.9万トン減、板紙:1.6万トン減)。
減産の強化等もあり紙を中心に減少。
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- 印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比15.7%減。カタログ・チラシ等商印向けの不振継続、
輸入紙へのシフトにより14カ月連続の前年割れ。一方、輸出は6.9%増。主力の塗工紙を中心に
2カ月連続のプラス。
- 板紙及び包装用紙の国内出荷は、関連需要業界の不振継続により12カ月連続の前年割れ。
(段ボール原紙18.0%減、白板紙15.5%減、包装用紙23.3%減)。
マイナス幅が大きくなったのは前年同月の数字が価格修正による仮需発生によって高くなっていたため
(前年9月は各15.6%増、12.5%増、13.8%増)。
- 衛生用紙の国内出荷は3.8%増。主要品種が軒並み大幅な減少を続ける中、3カ月連続のプラス。
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(注)
- 国内工場の生産高・出荷高・在庫高による。
- 紙・板紙計には「その他の紙」、「白板紙以外の紙器用板紙」、「その他の板紙」が含まれる。
- 輸入*は8月、1−8月
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2) 平成21年9月 中部10県下 洋紙品種別販売数量 集計表 |
※上質紙巻取の数字には、引き続き郵便事業鰍フ特需分が含まれています。 |
3) 名古屋洋紙代理店会 主要品種販売・在庫数量 3ヵ年比較 |
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