1)新聞記事に見る出版・書籍の環境変化
2)09年上半期売れ行き良好書・単行本総合
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今月の「印刷情報」
FSC認証(CoC認証)取得
ISO9001認証取得
おかげさまで、ミスクレーム 5/10,000以内達成!
(2009年10月12日 日本経済新聞朝刊・小柳建彦編集委員の署名記事より)
まず出版7社が参加 売り上げ増へ日販と組む
書籍のサイズはB6判に統一。背表紙には濃い緑と白色を使い、本のタイトルとキャッチコピー、価格を記す。第1弾としてPHP研究所やKKベストセラーズ、扶桑社など7社の出版社が参加し、20日に8作品を投入する。 書籍の価格帯は500〜600円。ビジネスや自己啓発、雑学、健康、ファッションなどのジャンルを想定している。サイズなどが一体化されることで従業員は本棚の整理がしやすくなる。 3社の商品担当者と日販が4月に合同チームを立ち上げ、出版社などと話し合いを進めてきた。第1弾の7社に加え、すでに6社程度が参加の意向を示しているという。さらに参加する出版社を増やして年間に90作品程度を販売する計画。取次大手のトーハンと独自本の出版などで組むコンビニ首位のセブン‐イレブン・ジャパンに対抗する狙いもある。 コンビニの書籍売上高は雑誌に比べると少ないが、駅周辺などの店舗では根強い需要がある。ただこの数年は消費者の活字離れから売り上げは横ばいの状態が続く。来店客の視認性を高めることで売り上げ増を狙う。 出版社は一つの作品をまずハードカバーで売り出し、一定期間がたった後に文庫本として売り出すのが一般的。さらにこの後、コンビニ用書籍を出すことで、1作品当たりの収益を拡大する。全国出版協会によると、国内の書籍と雑誌の販売額は1996年の2兆6500億円をピークに減少し、08年には2兆100億円まで落ち込んだ。出版業界は新たな販路の育成が課題となっている。
(2009年10月16日 日本経済新聞朝刊より)
(2009年10月18日 日本経済新聞朝刊より)
(2009年10月25日 日本経済新聞朝刊より)
(2009年10月27日 日本経済新聞朝刊より)
(2009年10月30日 日本経済新聞朝刊より)
(2009年10月20日 日本経済新聞朝刊より)
(2009年10月28日 日本経済新聞朝刊より)
改造するのは本社工場にある印刷能力が最大の9色刷りの油性インキ用印刷機。約1億円を投じて乾燥機構部の能力を高めるなどし、来年3月末までに水性インキでの印刷に対応できるようにする。12月に改造工事に着手する。 同社が本社工場と筑波工場(茨城県石岡市)に設置している合計13台の印刷機のうち、10台は既に水性インキでの印刷に対応済み。今回の改造で、水性インキでの印刷比率は従来の60%から75%程度に向上する。油性インキでの印刷は油性でないと印刷できない一部素材にとどめ、水性インキでの印刷受注を事業の中核に据える。 水性インキは油性に比べて乾きにくいため、模様のズレなど製品への印刷ミスや汚れをチェックする品質管理の担当者も増員する。10月に3人増やし11人としたのに続いて、能力増強で来年4月以降はさらに2人程度増やす計画だ。 水性インキはトルエンなど有機溶剤の代わりに水やアルコールを使うため、インキ特有の臭気がしないほかVOCも出ない。来年4月には大気汚染防止法で定めた事業所からのVOCの排出量を一定以下にする規制が、これまで猶予されていた施設にも適用される。 印刷工場でもVOCの排出削減には、VOCを回収して焼却処理するなどの対策が求められる。水性インキでの印刷は処理装置が不要なうえ、臭気がなくなり職場環境の改善にもつながる。同社は食品にシンナー臭が移るリスクもなくなるほか、インキの粒子が小さいので微細な印刷にも対応できる」(杉山仁朗社長)利点をいかし、水性インキによる印刷の受注拡大に注力する方針だ。
(2009年11月3日 日本経済新聞朝刊より)
海外売上高 5倍の9000億円めざす
(2009年11月4日 日本経済新聞朝刊より)
(2009年11月6日 日本経済新聞朝刊より)
(2009年10月14日 日本経済新聞朝刊より)
(2009年10月26日 日本経済新聞朝刊より)
(2009年11月2日 日本経済新聞朝刊より)