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市況情報

2月号 (2010年)

(1)当社経営計画発表会ご来賓のお話

1)王子製紙様

2)日本紙パルプ商事様

(2)紙の市況

(3)品種別販売実績表


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今月の「市況情報」

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紙の市況 一覧

【洋紙】

1.産業素材の在庫調整停滞 11月末の主要15品目 8品目で過剰感
2.パルプ輸入価格7カ月連続上昇 昨年11月積み30ドル高
3.コート紙輸入量2.7倍に
4.印刷用紙の輸出価格上げ 大手製紙4〜6% 海外メーカー高反映
5.粗鋼・紙、大幅に減産 09年素材産業 国内需要低迷
6.素材、原料高・製品安に悩む 再生資源の輸出価格高騰 内需不振、コストは上昇
7.王子紙、営業益72%増 4〜12月 原燃料価格が下落
8.北越紀州紙が上方修正 今期 純利益3.1倍の60億円 営業外収益に負の「のれん」計上
9.日本紙、営業益4割増 4〜12月、コスト削減寄与
10.日本紙 最終黒字240億円に 今期上方修正 円高でコスト減
11.王子紙、純利益2.3倍に 4〜12月167億円
12.王子製紙 生産能力1割減 印刷用紙 コスト60億円削減

【板紙】

1.岡山製紙、税引き益36%増
2.レンゴー純利益最高 今期150億円 段ボール需要回復

【家庭紙】

1.再生トイレット紙 半年ぶり値上げへ 3月下旬15%以上

その他 《再生資源関係》

1.古紙在庫12月末58%増
2.新聞古紙、市中価格強含み 輸出価格の上昇が背景
3.古紙4カ月ぶり反落 2月積み輸出、新聞と雑誌

その他 《パルプ》

1.パルプ輸入 1月値上げ

1.産業素材の在庫調整停滞 11月末の主要15品目 8品目で過剰感

産業素材の在庫調整停滞 11月末の主要15品目 8品目で過剰感
(注)小形棒鋼、薄鋼板、H形鋼、印刷用紙はメーカー・流通在庫の合計。ステンレス鋼板、古紙は流通在庫。その他はメーカー在庫。▲はマイナス。12月末は日経推定。

(略)
メーカーも再び在庫調整に動き始めた。(略)製紙各社も、「余剰在庫を持つメリットがないので需要に見合った生産に徹している」(日本製紙)。(後略)

(2010年1月8日 日本経済新聞朝刊より)

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2.パルプ輸入価格7カ月連続上昇 昨年11月積み30ドル高

家庭紙などの原料となるパルプの輸入価格が上昇している。交渉が難航していた針葉樹さらしクラフトパルプ(N−BKP)の2009年11月積みは、前月積みに比べ30ドル高の1トン730ドルで決着した。7カ月連続の上昇。中国の購入が活発で国際価格が上昇したため日本側も値上げを受け入れた。09年12月積みは、ほぼ横ばいで決着する見通し。

(2010年1月13日 日本経済新聞朝刊より)

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3.コート紙輸入量2.7倍に

印刷用紙の主力品種であるコート(塗工)紙の2009年11月の輸入量が8万トンと、単月で過去最高を更新した。前年同月に比べ2.7倍に膨らみ、09年7月に過去最高となった7万3千トンを上回った。輸入品の国内シェアも16.5%と過去最大。中国品が3万6600トンと前年同月比3倍に拡大した。

(2010年1月13日 日本経済新聞朝刊より)

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4.印刷用紙の輸出価格上げ 大手製紙4〜6% 海外メーカー高反映

王子製紙、日本製紙など大手製紙は、印刷用紙の主力品種である上質コート(塗工)紙(A2)の輸出価格を4〜6%程度引き上げる。海外メーカーが原燃料コストの上昇を理由に値上げに動いており、日本メーカーも採算を改善する必要があると判断した。
王子製紙が1トン30ドル、日本製紙が30〜50ドル以上の引き上げを代理店に対し要請した。値上げが浸透すれば、指標となる香港向け価格が1トン850ドル前後となる見込みだ。
昨秋にも30〜50ドル程度の引き上げを要請し、年末までにおおむね浸透した。昨春から製紙原料であるパルプが急速に値上がりするなど、原燃料コストの上昇で、海外メーカーの値上げが広がったことが背景にある。今年に入って、海外で一段の値上げを目指す動きが出ており、日本メーカーも「採算改善を図れる環境になった」(王子製紙)。現在は、印刷用紙の需要が落ち込む不需要期だが、「採算が合わない取引は断るなど、数量を落としてでも値上げしていかざるを得ない」(日本製紙)としている。

(2010年1月19日 日本経済新聞朝刊より)

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5.粗鋼・紙、大幅に減産 09年素材産業 国内需要低迷

2009年の素材産業は多くの分野で大幅な減産に追い込まれた。20日の業界団体の発表によると、粗鋼の生産規模は1969年、紙(段ボール箱用を含む)は89年、塩ビ樹脂は86年以来の低水準。各業界ともアジア向けの輸出を増やして工場の稼働率を高めようとしたが、国内需要の落込みが響いた。
(中略)
日本製紙連合会によると、昨年の紙の生産量は同(前年比)14.2%減の2627万トンだった。カタログ、印刷用紙向けなどが同15.9%減、段ボール箱用が同11.6%減。10年の紙の国内需要も、09年に比べて0.9%減と4年連続で減ると予測する。コピー用紙の節約や包装の簡略化の流れは止まらないとみている。
製紙連の芳賀義雄会長(日本製紙グループ本社社長)は記者会見で、「需要がさらに減れば、(今後の減産や生産能力の削減について)もう一歩、踏み込んで考える可能性がある」と話した。

(2010年1月21日 朝日新聞朝刊より)

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6.素材、原料高・製品安に悩む 再生資源の輸出価格高騰

内需不振、コストは上昇
電炉や製紙など素材メーカーが、原料の鉄スクラップや古紙など再生資源の買値引き上げに動き始めた。中国などアジア地域の需要拡大で昨秋から再生資源の輸出価格が高騰、メーカー買値の国内価格に波及してきた。鋼材や板紙など製品価格は低迷しているだけに本来なら下げたいところ。製品安に陥る素材メーカーは「輸出主導の原料高」に頭を痛めている。
(略)
古紙も事情は同じ。製紙各社は表向き買値引き上げに踏み切っていないが、昨年末から一部で仕入先に割増金を付け始めた。新聞古紙1キロあたり1円程度を買値に加えて支払うケースが多いという。
再生資源の国内価格が上向く背景には、輸出価格が中国の需要増で急騰していることがある。割安だった輸出価格が国内価格を上回り始めているのだ。
(略)
古紙も昨年末から輸出価格が上回り、1月積みの新聞古紙輸出価格は1キロ15.4円と国内に比べ2円強高くなった。
(略)
原料の供給不安も強い。2009年の鉄スクラップの輸出量は1〜11月累計で前年同期比76%増、古紙も同40%増と大幅に増えた。回収量に占める輸出比率も上昇していて古紙の場合、09年1〜11月で23%と08年から8ポイント上昇した。輸出比率が高まるにつれ国内の供給余地は限られてくる。(後略)

(2010年1月23日 日本経済新聞朝刊より)

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7.王子紙、営業益72%増 4〜12月 原燃料価格が下落

王子製紙の2009年4〜12月期の連結営業利益は前年同期比72%増の500億円前後になったようだ。紙の需要回復は鈍く、販売数量は前年同期より減少した。一方で、古紙価格や木材チップなどの原燃料価格が前年同期より下がった。修繕費や労務費などコスト削減を進め、減収ながら増益を確保したようだ。
原燃料価格の下落により、4〜12月期で500億円弱の増益要因になったようだ。会社計画では2010年3月期のドバイ原油価格を1バレル=68ドル(09年3月期の実績は1バレル=86ドル)で見積もっている。09年4〜12月期のドバイ原油価格は1バレル=64ドルで、ほぼ計画通りに推移した。
古紙価格も前年同期に比べて下落した。古紙再生促進センターによれば、09年4〜12月期の新聞古紙価格は1トンあたり1万3000円、段ボール古紙では1万5000円。調達コストは前年同期と比べると2〜3割安くなったようだ。
また、抄紙機の修繕費や労務費の削減などコスト削減効果も200億円程度あったようだ。販売数量は前年同期を下回ったが、これらの利益改善要因が上回り、増益を確保した。
売上高は前年同期比15%減の8500億円程度だったようだ。広告やカタログなどの需要が落ち込み、洋紙の販売数量は2割減少した。飲料や青果物の輸送など比較的安定した需要のある板紙も1割程度減ったようだ。
王子製紙は10年3月期の営業利益を630億円と見込んでいる。4〜12月期までは計画をやや上回って推移しているもようで、通期の営業利益も上振れしそうだ。

(2010年1月27日 日本経済新聞朝刊より)

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8.北越紀州紙が上方修正 今期 純利益3.1倍の60億円

営業外収益に負の「のれん」計上
北越紀州製紙は27日、2010年3月期の連結純利益が前期比3.1倍の60億円になる見通しだと発表した。従来予想は40億円。紀州製紙を09年10月1日に株式交換で連結子会社にしたことに伴い、87億円の負ののれんが発生。5年間で償却するため10年3月期に約9億円の営業外収益を計上する。前期比では抄紙機の減損損失がなくなり大幅に収益が改善する。
売上高は6%増の1940億円と従来予想を240億円上回る見込み。紀州製紙の半期分の売上高240億円が加わる。従来予想では紀州製紙子会社化の影響を織り込んでいなかった。
営業利益は23%増の100億円で従来予想を据え置いた。10月以降、原油価格が想定を上回って推移しており、古紙や木材チップなど原材料価格が10年1〜3月期に値上がりする見通し。このため旧北越製紙の営業利益が計画をやや下回る。紀州製紙の営業利益が半期分加わるものの、差し引きで従来予想と同じ利益額になると見込んだ。
また、09年4〜12月期の業績については、売上高が前年同期比2%減の1400億円前後、営業利益が21%増の75億円前後になったようだ。紀州製紙の売上高が3カ月間加わったが、国内の紙の需要の落ち込みが続いており、減収となった。ただ、営業利益は紀州製紙の分が加わり、ほぼ計画通りに推移したようだ。

(2010年1月28日 日本経済新聞朝刊より)

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9.日本紙、営業益4割増 4〜12月、コスト削減寄与

日本製紙グループ本社の2009年4〜12月期の連結営業利益は、前年同期比40%増の300億円超となったようだ。国内の紙の需要低迷が続いており、販売数量は減ったが、古紙や重油など原燃料価格の下落、修繕費の圧縮などのコスト削減効果が寄与し、増益を確保したようだ。
売上高は前年同期比10%減の8400億円前後だったようだ。販売価格は想定を上回ったものの、販売数量は1〜2割減少したようだ。
日本紙は10年3月期の連結営業利益を前期比80%増の360億円と見込んでいる。足元で販売価格が見込みほど下がらず、コスト削減もほぼ計画通り進ちょくしており、通期の営業利益は会社計画を上回りそうだ。

(2010年1月30日 日本経済新聞朝刊より)

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10.日本紙 最終黒字240億円に 今期上方修正 円高でコスト減

日本製紙グループ本社は1日、2010年3月期の連結最終損益が240億円の黒字(前期は233億円の赤字)になる見通しだと発表した。従来の会社予想を20億円上回る。紙の販売数量と価格は想定を下回るものの、外国為替相場が対ドルで円高に振れ、原燃料の調達コストが下がることが上方修正の主な要因だ。
売上高は前期比8%減の1兆900億円の見通しで予想に変更はない。紙の販売数量・価格は従来の想定を下回るが、オーストラリアンペーパーや四国コカ・コーラボトリングなど連結子会社の売上高が下支えする。
同日発表した2009年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比4.6倍の267億円だった。四国コカ・コーラボトリング買収に伴う負ののれんの償却益84億円の計上も前年同期比での大幅な増益要因だった。

(2010年2月2日 日本経済新聞朝刊より)

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11.王子紙、純利益2.3倍に 4〜12月167億円

王子製紙が2日発表した2009年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.3倍の167億円だった。紙の販売数量、価格は前年同期を下回った。外国為替相場が円高に振れ、原油や古紙などの原燃料の調達価格が下がった。抄紙機の修繕費など固定費も減らし増益を確保した。
売上高は13%減の8737億円だった。景気低迷に伴う広告やカタログなどの減少で、雑誌や新聞、印刷用紙が前年同期を下回った。
家庭紙や段ボールの販売も減少した。抄紙機の稼働率は8割程度だった。
営業利益は84%増の534億円だった。販売数量と価格の減少は338億円の減益要因だったが、原燃料価格差で355億円、コストダウンで211億円のプラスとなり差し引きで増益だった。

(2010年2月3日 日本経済新聞朝刊より)

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12.王子製紙 生産能力1割減 印刷用紙 コスト60億円削減

王子製紙は2日、印刷情報用紙の生産能力を1割強削減すると発表した。富岡工場(徳島県阿南市)と呉工場(広島県呉市)で紙をすく抄紙機2台を7月までに順次停止する。余剰設備解消でコスト構造を改善する。製紙業界では企業の広告宣伝費抑制で主力製品のチラシやカタログ向け需要が激減している。
富岡は抄紙機4台のうち1台を、呉は3台のうち1台をそれぞれ停止。200万トン強の印刷情報用紙の年産能力は、合わせて21万トン減る。
富岡と春日井工場(愛知県春日井市)では紙の表面に塗料を塗る加工設備2台も停止する。各工場とも余剰人員は配置転換などで対応し、雇用は維持する。保守費用などの固定費削減で年60億円のコスト削減を見込む。
王子は2009年5月にも釧路工場(北海道釧路市)の抄紙機2台などを停止し、生産能力を1割削減した。その後も割安な輸入紙の流入などで需要が回復しておらず、「事業環境は予想以上に厳しい」(矢嶋進取締役常務執行役員)として追加措置に乗り出す。
王子の印刷情報用紙の設備稼働率は生産能力比8割にとどまっているが、今回の設備停止で9割に改善するという。

(2010年2月3日 日本経済新聞朝刊より)

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1.岡山製紙、税引き益36%増

岡山製紙は5日、2010年5月期の単独税引き利益が前期比36%増の5億円になる見通しだと発表した。従来予想は5%減の3億5000万円だった。主力の板紙の販売量減少で売上高は前期を下回るが、原料となる古紙の価格下落が利益を押し上げる。

(2010年1月6日 日本経済新聞朝刊より)

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2.レンゴー純利益最高 今期150億円 段ボール需要回復

レンゴーは2日、2010年3月期の連結純利益が前期比92%増の150億円になりそうだと発表した。従来予想を20億円上回り、過去最高を更新する。連結子会社である日本マタイの決算期変更が影響するほか、液晶テレビや自動車関連を中心に段ボールの需要が回復していることが業績を押し上げる。
売上高は2%増の4550億円、営業利益は2.1倍の315億円。従来予想をそれぞれ50億円、40億円引き上げた。09年5月に連結子会社にした日本マタイの決算期を2月から3月に変更。日本マタイの業績を従来予想より1カ月長い3月分まで反映させる。
液晶テレビや自動車の生産回復に伴い、段ボールの需要が回復した。
同日発表した09年4〜12月期の連結売上高は前年同期比1%減の3476億円、営業利益は2.3倍の287億円、純利益は82%増の150億円だった。

(2010年2月3日 日本経済新聞朝刊より)

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1.再生トイレット紙 半年ぶり値上げへ 3月下旬15%以上

古紙を主原料とする再生紙トイレットペーパーを生産する家庭紙メーカーが値上げを打ち出した。3月下旬から4月にかけ、出荷価格を15%以上引き上げる。値上げは約半年ぶり。デフレ圧力で店頭価格が下落しており、価格の立て直しで収益の改善を図る。
丸富製紙(静岡県富士市)や信栄製紙(静岡県富士宮市)が3月21日出荷分から、春日製紙工業(静岡県富士市)が4月1日出荷分から、いずれも出荷価格を15%以上引き上げる。値上げ額は60メートル12ロール入りで20〜30円以上になる見込み。
3月にかけて各メーカーが生産能力の5〜10%程度の減産を実施する予定。昨年10月に打ち出した値上げはほぼ不発に終わっており、「今回は需給関係を引き締め、値上げを浸透させたい」(家庭紙メーカー)という。

(2009年12月10日 日本経済新聞朝刊より)

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1.古紙在庫12月末58%増

製紙原料となる古紙の在庫が増加した。指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東)の32社統計によれば、09年12月末は前月末比58.8%増の6万1千トンと3カ月ぶりに増えた。通常年末は大掃除などで古紙の発生が増えるが、前年同月末に比べると18.9%少ない。「紙の生産が増える春の需要期に向けて、在庫が足りなくなる可能性がある」(都内の古紙問屋)との声も出ている。

(2010年1月20日 日本経済新聞朝刊より)

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2.新聞古紙、市中価格強含み 輸出価格の上昇が背景

製紙原料となる古紙の市中価格が強含みで推移している。古紙問屋が回収業者から購入する価格の中心は新聞古紙で1キロ7.5〜8円程度と昨年末に比べ0.5円上がった。中国需要による輸出価格高を背景に輸出が増えているため仕入れ競争が激しくなっている。
関東製紙原料直納商工組合の1月積み輸出価格は、新聞古紙で3カ月連続で上昇し1キロ15.4円となった。輸出専門の古紙業者の中には、数量確保のため輸出価格並みの高値で仕入れる例も出ている。発生も少ないため古紙問屋は輸出専門業者との仕入れ競争から価格を上げざるを得ない。
国内では王子製紙や日本製紙など大手製紙が昨年4月から買値を13円(問屋店頭渡し)に据え置いており、「国内製紙向けが中心の古紙問屋は仕入れ値上昇で収益が圧迫されている」(大手古紙問屋)との声がある。

(2010年1月29日 日本経済新聞朝刊より)

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3.古紙4カ月ぶり反落 2月積み輸出、新聞と雑誌

製紙原料となる古紙の2月積み輸出価格は、新聞古紙と雑誌古紙が4カ月ぶりに小幅反落した。ドル建て価格はやや上昇したものの、円高・ドル安の影響を受けた。春節(旧正月)を控え、中国の需要も鈍った。
指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東)の2月積み価格は新聞古紙が前月積み比2.6%安い1キロ15円、雑誌古紙が同1.6%安の14.2円。段ボール古紙は1.5%高の14.13円と4カ月連続で上昇した。
主要輸出先の中国では、古紙を原料とする白板紙や段ボールの需要が拡大している。
ただ、2月中旬の旧正月前後に生産を休止する中国メーカーが多いため、足元では「古紙の買い注文が止まってきた」(輸出業者)との指摘は多い。

(2010年2月3日 日本経済新聞朝刊より)

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1.パルプ輸入 1月値上げ

北米パルプメーカーと日本の製紙各社が進めていた、家庭紙などの原料になるパルプの1月積み輸入交渉が値上げで決着した。指標となる針葉樹さらしクラフトパルプ(N−BKP)の1月積み価格は昨年12月積み比20ドル高の1トン750ドル。2月積みも北米メーカーは30ドルの値上げを提示している。
紙の増産を続ける中国の輸入意欲が旺盛で国際価格が上昇、日本の需要家も値上げを受け入れた。2月積みの値上げが浸透すれば、08年秋のリーマン・ショック以前の高値に並ぶ水準となる。
「原料パルプの上昇ピッチは速すぎる」(商社)との声は多い。

(2010年2月3日 日本経済新聞朝刊より)

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