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穂高岳山荘に学ぶこと 〜30年の歴史を誇る自然エネルギー利用〜 |
「05年比で15%削減」
6月10日の各朝刊の一面は、2020年までの日本の温室効果ガスの削減目標の記事で賑わいました。
国民に金銭的な負担の覚悟をも促すこの目標、
実現には自然エネルギーの活用が不可欠とされています。
地熱や風力、太陽光に、最近流行の太陽熱・・・
そんな自然エネルギーを、もう30年も前から有効活用している「穂高岳山荘のエコ発電」が6月19日付、岐阜新聞朝刊の一川氏の署名記事で紹介されていました。
穂高岳山荘のホームページより、自然エネルギー活用の例をご紹介させて頂きます。 |
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平成6年完成の太陽光発電システム。
山荘の総発電量の約20%をまかなっていると前述の記事で紹介されている。 |
4基の風車の名前は、「太郎」「次郎」「宙太」「風子」。
スイス製のボディにヘリコプターのローターをつけた「太郎」「次郎」と、ボディは中国製の「宙太」、「風子」のブレードは木製の手作り。何度も改良を重ね、静かで安定した発電量を得ることに成功した。 |
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ディーゼルエンジン「さくら」「金太」「みどり」から出る廃熱は、暖房や乾燥にも利用されている。 |
温暖化防止のため、各自治体・企業・個人ができることを模索し続ける昨今、
自然エネルギーの活用と省エネのアイデアにあふれる穂高岳山荘を訪れて
様々なヒントに感銘を受ける休日も良いかもしれませんね。 |
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