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新聞、雑誌、テレビのニュース、
様々な報道で「環境」という言葉を見ない日が珍しいくらい
「環境」「エコ」が最大の関心事になっています。
それと同時に、見慣れない用語に戸惑うこともしばしば・・・
エコ用語、皆さんはいくつご存知ですか?
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気候変動枠組条約 |
地球温暖化防止のため、大気中の温室効果ガスの濃度を安定させるよう努力することを定めた条約。
温室効果ガスの削減目標を定めた1997年の『京都議定書』が有名ですが、アメリカの不参加、中国・インドが削減対象国ではない、などにより実効性が低くなり、現在では今年末が期限の
『ポスト京都』に向けた交渉が盛んに行われています。
日本も『クールアース50』構想を提唱したり、首相が温暖化ガス15%の目標を表明するなどして国際交渉の主導権を握ろうと努力していますが、日本の削減目標は不十分との国際的な批判がある、米中で直接交渉が行われる、など、日本の存在感が低下しつつあるのが現状と思われます。 |
カーボンオフセット |
直接削減できないCO2(カーボン)の排出量を、植林やクリーンエネルギー事業への投資などで相殺(オフセット)する仕組み。
カーボンオフセット年賀、Yahooのかんたんカーボンオフセット、カーボンオフセット対応印刷サービスなど、日本でも様々な団体がカーボンオフセットに取り組んでいます。 |
排出量取引 |
自国が目標以上に削減したCO2の吸収量や排出目標枠との差量、他国の温暖化防止対策に貢献して得た認証排出削減量などを取引できる仕組み。
国内市場でも企業・団体間で同様の取引が行われ、日本でも各種制度の整備により市場の活性化が図られています。 |
カーボンフットプリント |
ある商品・サービスの原材料調達から提供・消費・廃棄・リサイクルに到るライフサイクル期間で排出された温室効果ガスの総排出量。
経済産業省が算定数式や統一マークなどを設定し、マーク付き商品の一部試験販売を行うなど、今後の本格導入に向けて準備が行われています。 |
グリーンコンシューマー |
直訳は「みどりの消費者」。
買い物の際、環境にやさしい商品や企業を選ぶ消費者のこと。マイバックの利用や地産地消など、ごく普通に見受けられる行動も、グリーンコンシューマーの購買活動の一つです。 |
その他にも、EPR、スマートグリッド、トップランナー規制など、
エコに関する用語は至るところにあふれています。
あなたの好きなエコ用語も是非教えて下さい。
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