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10月号 (2009年)

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(1)紙の市況 一覧

【洋紙】

1.コート紙輸入量 単月で過去最高 7月、前年比3倍
2.印刷用紙、輸出価格上げ 日本製紙と王子製紙 原燃料高で1年ぶり
3.王子紙、純利益2.1倍 90億円 4〜9月
4.産業資材の在庫調整進む 7月末、減産や外需回復で
5.企業業績 回復の兆し 4〜9月期決算予想
6.産業景気予測 主要30業種の動き 10〜12月
7.円高、輸入素材の流入増も
8.日経42種 4カ月ぶり低下 9月末 円高や中国の在庫増映す
9.製紙各社 印刷用紙は減産継続
10.日本紙、営業益上振れ 4〜9月160億円 前年同期並み確保

【板紙】

1.段ボール原紙 予想外の均衡 春の値下げ後の価格維持 中国の古紙需要増 支えに

【紙製品・その他】

1.純利益3.9倍に イムラ封筒2〜7月
2.ティッシュペーパー 7月輸入量も最高 中国から6割占める
3.アスクル純利益19%増 粗利率高い商品伸びる 6〜8月

【その他】 《再生資源関係》

1.古紙在庫10.3%減 8月末
2.古紙輸出価格が反落

その他 《パルプ》

1.輸入パルプ、値上がり 8月積み3%、4カ月連続

1.コート紙輸入量 単月で過去最高 7月、前年比3倍

印刷用紙の主力品種である塗工(コート)紙の7月の輸入量が単月で過去最高を記録した。貿易統計によると7月の輸入は約7万3000トンと前年同月の3倍に達した。これまで単月として過去最高だった2004年11月の6万9000トンを上回った。
輸入は10カ月連続で前年を上回った。世界経済の悪化で、中国や北欧のメーカーが日本向けの輸出を増やしたためだ。ただ、中国では印刷用紙の値上げの動きも出ている。「海外メーカーの安値販売は続かず、7月が輸入のピークとなるのではないか」(大手製紙)との見方もある。

(2009年9月3日 日本経済新聞朝刊より)

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2.印刷用紙、輸出価格上げ 日本製紙と王子製紙 原燃料高で1年ぶり

日本製紙、王子製紙など大手製紙は、印刷用紙の輸出価格を引き上げる。原燃料コストの上昇や円高により悪化した採算改善が理由。9月から10月にかけ、1トン50ドル(6〜7%)以上の引き上げを目指す。値上げは約1年ぶり。

日本製紙が9月受注分から上質コート(塗工)紙や上質紙などで1トン50ドル以上、王子製紙も上質コート紙を9月受注分から、上質紙は10月から、それぞれ1トン50ドル以上の引き上げを代理店に対し要請した。値上げが浸透すれば指標となる上質コート紙の香港向け価格で、1トン800ドル以上が中心値となる見込み。
東南アジアなどでの印刷用紙価格の上昇が背景にある。昨秋以降の世界景気の悪化で、相場が急落したが、5月ごろから海外メーカーも値上げに動き出した。現地の在庫調整が進展したうえ、パルプや重油など原燃料価格が上昇し始めたためだ。日本メーカーは「採算を度外視して輸出するわけにはいかない」(大手製紙)との方針で、昨秋以降も値下げ幅を小幅にとどめた。
この結果、海外品との価格差が1トン100ドル以上もある状況が続いていた。だが、海外メーカーの値上げでその差がほとんどなくなってきた。海外メーカーにも上質コート紙で1トン850ドルを目指す動きも出ており、日本品についても、「値上げできる環境になった」と製紙各社が判断した。為替相場も円高が進んでおり、採算改善が急務になっていた。
在庫調整の一巡で海外での引き合いも増えており、日本からの輸出も増えている。日本製紙連合会の調べでは、塗工紙の輸出量は8月に前年同月比3.5%増の5万5000トンと、10カ月ぶりに前年実績を上回った。

(2009年9月30日 日本経済新聞朝刊より)

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3.王子紙、純利益2.1倍 90億円 4〜9月

王子製紙は1日、2009年4〜9月期の連結純利益が前年同期比2.1倍の90億円になったと発表した。従来予想を25億円上回る。販売数量は想定を下回ったものの、人件費や修繕費などを期初計画を上回る規模で削減した。原材料の下落も効いた。
売上高は前年同期比16%減の5700億円で、従来予想を100億円下回った。紙の需要回復が鈍く、段ボールなどの板紙の販売数量は前年同期より1割減少した。広告やチラシなどに使われる用紙は2割強落ち込んだ。
経常利益は前年同期比49%増の230億円だった。従来予想は160億円。販売数量減が200億円の減益要因、高値の原材料を使った在庫により平均単価が押し上げられる受け払い差などもマイナス要因だった。一方で、原燃料価格の下落で300億円、固定費などコスト削減で100億円、販売価格の上昇で60億円の利益押し上げ効果が出た。

(2009年10月2日 日本経済新聞朝刊より)

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4.産業資材の在庫調整進む 7月末、減産や外需回復で

鉄鋼や合成樹脂など産業資材の在庫調整が一段と進展した。7月末在庫は主要15品目のうち10品目(67%)が「適正」か「不足」の水準で在庫過剰感が後退。メーカーの減産に加え、外需中心の需要回復が調整ペースを加速させた。一部で価格も反発している。ただ、内需主導の資材は在庫調整が遅れており、商品市況全般の回復にはなお時間が掛かりそうだ。
(略)
ただ、内需に頼る資材は在庫調整が遅れている。印刷用紙の在庫は増加した。景気低迷で販売促進用のチラシなどの需要が鈍かった。一部メーカーは定期修理を控え、在庫を積み増している。

製紙各社 印刷紙の減産継続

日本製紙など製紙各社は、9月も印刷用紙の減産を継続する。年末商戦を控えた販促用のチラシなどの需要が伸びる秋の需要期だが、今年は例年に比べ需要の盛り上がりが乏しいと判断した。減産による在庫削減を優先する。
日本製紙は9月、生産能力の3割強に当たる9万トン弱の減産を実施する。8月に比べ3万〜4万減産を増やす。「予想以上に需要が鈍く、在庫が増えたため」(日本製紙)という。
大王製紙も9月は生産能力比35%の3万トンの減産を計画しているが、8月も当初計画より1万トン減産を上積みし、4万トン(能力比45%)の生産調整を実施した。「9月も追加減産に踏み切る可能性がある」(大王製紙)。
三菱製紙は8月の減産を当初計画の2倍の1万トン弱(能力比約2割)に引き上げており、9月も同規模も生産調整を実施する。王子製紙は8月とほぼ同規模の能力比約2割に当たる3万5千トンの生産調整をする予定。北越製紙も能力比27%に当たる3万トンと、8月と同程度の減産を継続する。

産業資材の在庫状況

(単位%、▲はマイナス。8月末の矢印は方向性の見通し、日経推定)
品目 7月末前月比 7月末の
在庫水準
8月末前月比 7月末
前年同月比
小形棒鋼 ▲13 適正 ▲2
ステンレス鋼板 ▲4 やや不足 ▲33
薄鋼板 ▲4 適正 ▲17
H形鋼 ▲5 適正 ▲24
低密度ポリエチレン ▲11 適正 ▲22
ポリプロプレン ▲6 適正 ▲9
塩化ビニール樹脂 ▲17 適正 ▲26
化学繊維 ▲3 やや過剰 ▲5
印刷用紙 過剰 ▲2
古紙 ▲0 やや過剰 106
針葉樹合板 ▲12 適正 ▲2
セメント ▲7 適正 12
アルミ圧延品 ▲0 やや過剰
食用油 ▲3 やや過剰 14
硫酸 ▲16 不足

(2009年9月2日 日本経済新聞朝刊より)

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5.企業業績 回復の兆し 4〜9月期決算予想

(略)

●紙・パルプ

主要5社の純利益は王子製紙と大王製紙の2社が増加、日本製紙グループ本社と北越製紙が減少、三菱製紙は最終赤字の予想だ。国内の紙の需要は落ち込んでいるが、比較的需要が安定している段ボールや家庭紙の割合が高い企業の業績が堅調だ。昨年6〜7月に各社一斉に値上げしたため、7〜9月期は値上げ効果がなくなる。原油価格の上昇も懸念材料だ。(後略)

(2009年9月9日 日本経済新聞朝刊より)

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6.産業景気予測 主要30業種の動き 10〜12月

●紙・パルプ

主力の塗工紙は低迷続く。輸入紙が存在感増す。
年末に向けた商戦期を迎えるも、需要に力強さが見えない。在庫調整の一巡で紙と板紙の国内出荷量は徐々に上向きそうだが、本格回復にはほど遠い。大手製紙は減産を継続する見通しで、チラシやカタログ向けの主力製品「塗工紙」は、企業の広告宣伝費削減で引き続き低迷が続きそう。

(2009年9月28日 日本経済新聞朝刊より)

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7.円高、輸入素材の流入増も

急激な円高は産業素材市場の需給緩和圧力にもなる。鋼材や合成樹脂は中国の買いが鈍化し、ドル建てのアジア価格に頭打ち感が出ているだけに、円高が進めば輸出に一段とブレーキがかかる。輸入素材の流入圧力が強まる可能性もある。
(略)
既に中国品などの輸入が増えているのが紙。印刷用紙の塗工紙の7月の輸入量は過去最高を記録した。円高で輸入増が続けば内需低迷とともに相場の下押し圧力となる。
(後略)

(2009年9月29日 日本経済新聞朝刊より)

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8.日経42種 4カ月ぶり低下 9月末 円高や中国の在庫増映す

鋼材や石油化学製品など主要商品の企業間取引価格を指数化した日経商品指数42種(1970年=100)の9月末値が4カ月ぶりに低下した。円高・ドル安、中国の在庫増加といった材料が重なり、石油製品や非鉄、食品の下げが目立った。国内需要が引き続き低調なことも響いた。外需を主導役とした商品価格の上昇基調が一服した。
(後略)

9月の日経商品指数(70年=100)

  8月 前月比 前年同期比
月次42種 148.890 ▲0.8 ▲22.3
繊維 91.960 ▲5.8
鋼材 147.596 2.5 ▲36.3
非鉄 136.916 ▲1.1 ▲18.1
木材 124.414 0.9 ▲7.5
化学 199.252 0.5 ▲22.7
石油 477.596 ▲3.6 ▲38.4
紙・板紙 135.769 ▲0.4 ▲16.9
食品 108.164 ▲8.4 ▲29.2
その他 206.176 ▲1.9 ▲11.2

(注)前月比、前年同期比は変動率%、▲はマイナス

主要商品の価格動向

  2008/
10〜12
2009/
1〜3
4〜6 7 8 9 10(予)
銅地金
アルミ地金
軽油
C重油
低密度ポリエチレン
ポリプロピレン
H形鋼
冷延薄鋼板
上質コート紙
大豆油

(2009年10月1日 日本経済新聞朝刊より)

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9.製紙各社 印刷用紙は減産継続

日本製紙など製紙各社は10月も印刷用紙の減産を継続する。年末商戦向けに販促用のチラシやカレンダーなどの需要が伸びる秋の需要期に入ったが、在庫水準も高く、例年に比べ需要が盛り上がらないと判断した。
日本製紙は10月、生産能力の35%に当たる9万トンの減産を実施する。9月に拡大した減産規模を維持する。王子製紙も3万トン(能力比13%)と、9月と同程度の減産を実施する。
大王製紙は10月の減産を9月に比べ2000〜3000トン増やし、2万7000トン(能力比28%)とする。北越紀州製紙は9月に比べ5000トン増の3万5000トン(31%)の減産を実施、三菱製紙も9月比8000トン増の約2万トン(25%)生産調整する。

8月末の素材の在庫状況

品目 前月比 前年同月比 在庫水準 9月末の前月比
(方向性 見通し)
小形棒鋼 ▲6 適正
ステンレス鋼板 ▲2 ▲35 適正
薄鋼板 ▲19 適正
H形鋼 14 ▲23 やや過剰
低密度ポリエチレン ▲22 適正
ポリプロプレン ▲10 適正
塩化ビニール樹脂 ▲30 適正
化学繊維 ▲2 ▲9 やや過剰
印刷用紙 ▲9 過剰
古紙 ▲10 119 やや過剰
針葉樹合板 ▲14 ▲14 適正
セメント 適正
アルミ圧延品 やや過剰
食用油 ▲6 やや過剰
硫酸 25 14 やや不足
(注)単位%。小形棒鋼、薄鋼板、H形鋼、印刷用紙はメーカー・流通在庫の合計。ステンレス鋼板、古紙は流通在庫。その他はメーカー在庫。▲はマイナス。9月末は日経推定。

(2009年10月6日 日本経済新聞朝刊より)

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10.日本紙、営業益上振れ 4〜9月160億円 前年同期並み確保

日本製紙グループ本社の2009年4〜9月期の連結営業利益は、会社計画を30億円上回り、前年同期並みの160億円前後だった公算が大きい。紙の販売数量は想定より落ち込むものの、人件費や修繕費などの固定費削減が進んだもよう。古紙や原油価格の下落も調達コストの削減につながり利益を押し上げた。

固定費削減が進む

売上高は会社計画を200億円程度下回り、前年同期比17%減の5200億円前後だったもようだ。景気低迷に伴いカタログや広告チラシ、新聞用紙などが落ち込んでいる。業界団体の日本製紙連合会のまとめでは、09年1〜8月の国内の紙出荷量は前年同期比19%減で、市況の低迷が続いている。
紙の販売数量減が200億円を超える営業減益要因となったもようだが、その一方でコスト削減が想定以上に進んだ。人件費や修繕費など固定費の削減は期初計画の118億円を上回ったようだ。
また、原燃料価格の下落も収益改善に寄与した。新聞古紙の価格は08年4〜9月には18〜20円で推移したが、09年4月以降は13円が続いている。08年4〜9月に平均115円だったドバイ原油価格は、09年4〜9月は平均63円まで下落した。
期初に高値の在庫が残ることで期中の平均在庫価格が押し上げられる「受け払い差」も想定したほど利益圧迫要因にならなかったもよう。受け払い差による利益押し下げ効果は期初に161億円を見込んでいたが、150億円程度で済んだようだ。
10年3月期通期では、09年10〜12月期に連結子会社の四国コカ・コーラボトリングの完全子会社化で85億円の負ののれんが発生。純利益は期初計画の120億円を大きく上回りそうだ。日本紙は4〜9月期決算発表の際に、10年3月期通期の連結業績を見直す公算が大きい。

(2009年10月9日 日本経済新聞朝刊より)

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1.段ボール原紙 予想外の均衡 春の値下げ後の価格維持

中国の古紙需要増 支えに

代表的な包装資材である段ボール原紙が春の値下げ後の価格を維持している。当初は景気低迷による需要減で一段と値下がりするとの観測もあった。だが、主原料である古紙の価格が中国の需要増を受け強基調で推移した結果、「予想外」の均衡を保つ。重油など燃料コストも上昇しているだけに、板紙各社は原紙価格の下落を防ぐのに躍起だ。
「正直言ってホッとしている」。古紙の輸出価格上昇を受け、大手板紙メーカー幹部は胸をなで下ろす。段ボール原紙の主原料である段ボール古紙の輸出価格は、指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東)の9月積みで1キロ12.223円。6カ月連続で上昇し、直近の安値の約2倍となった。
レンゴーや王子板紙(東京・中央)など板紙各社が段ボール原紙の値下げに踏み切ったのは今年4月。昨秋以降の世界的な景気後退で、古紙や重油の価格が急落したのが理由だ。板紙各社は昨年10月に原燃料価格の上昇を理由に引き上げた1キロ10円の半分に当たる5円を下げた。この金額を巡り需要家側に「秋にも再値下げがあるのではないか」(食品会社)との観測が広がった。古紙の輸出価格が昨年11月には前月に比べ1キロ10円以上下がったのに比べ「原紙の下げ幅が少ない」との不満は根強かった。
段ボール原紙は2001年12月に値上げして以降、主原料である古紙価格の上昇にほぼ連動する形で5度にわたる価格引き上げを満額で通し、値上げ後の価格を維持してきた。
古紙輸出価格の急落に直面した板紙各社が取った価格政策が古紙の国内価格の維持だ。段ボール古紙の建値を今年1月以降、1キロ15円と3円の下げにとどめた。中国向け輸出価格が1キロ5〜6円程度に落ち込むなか、「主原料を安定的に調達するため」(レンゴー)という目的で国際価格に比べ3倍近い高値で買い続けることを決断した。だが、需要家側には「原紙値下げを小幅にとどめるために国内で古紙を高値で調達している」(食品会社)と映った。
中国向け輸出が国内回収量の約2割を占め、すでに「国際商品となっている古紙の内外価格差が拡大するのは不自然」とみる向きは多い。
その状況を救ったのが中国での古紙需要の拡大だ。中国の内需拡大策で家電製品を梱包する段ボール需要が堅調。大手板紙メーカーの増設もあり、古紙の手当てが活発になった。4月以降の輸出価格の上昇で、年初には約10円も開いていた内外価格差が9月積みでは3円弱にまで縮小した。
原紙価格は現時点で安定しているが、波乱要因もある。古紙価格が中国の需要次第で再び下落する可能性があることだ。段ボール原紙の輸入増も板紙メーカーの懸念材料。割安な韓国品やインドネシア品の流入で、7月の輸入は前年同月比36.5%増の1万1000トン。国内シェアは1.5%と低いが、「大口需要家が安値の輸入品を材料に値下げを要求してくる可能性もある」(大手板紙)との声が漏れる。

(2009年8月15日 日本経済新聞朝刊より)

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1.純利益3.9倍に イムラ封筒2〜7月

イムラ封筒が4日発表した2009年2〜7月期の連結決算は、純利益が前年同期比3.9倍の4億3700万円だった。残業やボーナスの圧縮などによるコスト削減が寄与した。
定額給付金や衆議院選挙関連の特需も利益を押し上げる要因になった。
売上高は2%減の129億円。営業利益は3.4倍の4億9500万円だった。
10年1月期の業績予想は売上高が前期比2%減の245億円。最終損益は2億9000万円の黒字(前期は4億1500万円の赤字)を見込む。

(2009年9月5日 日本経済新聞朝刊より)

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2.ティッシュペーパー 7月輸入量も最高 中国から6割占める

ティッシュペーパーの7月の輸入量が過去最高を更新した。貿易統計によると、7月は3444トンと前年同月の2.3倍に拡大し、6月に続いて過去最高を記録した。中国からの輸入が約6割を占めた。
家庭紙ではトイレットペーパーの7月の輸入量も6.4%増の1951トンで5カ月連続して前年実績を上回った。トイレットペーパーは中国品が約9割を占める。
安値志向を強める大手量販店などが輸入品の取り扱いを増やしており、ティッシュペーパーの輸入品の国内シェアは8%程度まで拡大している。

(2009年9月9日 日本経済新聞朝刊より)

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3.アスクル純利益19%増 粗利率高い商品伸びる 6〜8月

アスクルが16日発表した2009年6〜8月期連結決算は、純利益が前年同期比19%増の11億円だった。企業の経費節減を受け、オフィス向け通販の売上が減少したが、飲料や日用雑貨などコピー用紙などと比べて粗利率の高い商品の比率が上昇。販売管理費も抑制し、増益を確保した。
売上高は2%減の454億円。通販利用者数は増えたが、1回あたりの注文額が減少した。主力のコピー用紙や事務用品の販売が減った一方で、新型インフルエンザの流行を受け、マスクなど衛生用品が伸びた。
経常利益は28%増の22億円だった。原油高の影響でコピー用紙などの仕入価格が上昇した前期と比べ採算が改善。粗利率は24.4%と前年同期より1.5ポイント上昇した。販売管理費は人件費や外注費が増えたが、物流費、販売促進費が減少した。

(2009年9月17日 日本経済新聞朝刊より)

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1.古紙在庫10.3%減 8月末

製紙原料となる古紙の在庫が減少している。指標となる関東製紙原料直納商工組合の32社統計によると、8月末の在庫は前月末比10.3%減の4万9千トンと5カ月連続で減少した。

(2009年9月16日 日本経済新聞朝刊より)

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2.古紙輸出価格が反落

製紙原料となる古紙の輸出価格が反落した。指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東)の10月積み価格は、段ボール古紙が前月積み比16%安の1キロ10.322円、新聞古紙が3%安の12.03円とともに7カ月ぶりに反落。雑誌古紙は13%安の10.13円で5カ月ぶりに下がった。国慶節による休暇を控えた中国の購入意欲が鈍った。
春以降、値上がりが続いたこともあり「原料や製品の在庫が増えた板紙メーカーなどに、古紙価格の調整が必要との見方も広がった」(商社)という。

(2009年10月3日 日本経済新聞朝刊より)

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4.輸入パルプ、値上がり 8月積み3%、4カ月連続

家庭紙などの原料となるパルプの輸入価格が4カ月連続で上昇した。指標となる針葉樹さらしクラフトパルプ(N−BKP)の8月積みは、前月積みに比べ3%高の1トン630ドル。中国のパルプ需要が印刷用紙向けなどに堅調で国際価格が上昇していることが背景。
広葉樹さらしクラフトパルプ(L‐BKP)も4%高となった。昨秋からの世界景気の悪化で採算が悪化しているカナダやブラジルのパルプメーカー側は値上げ姿勢を強めている。9月積みでもすでに40ドル程度の値上げを提示しており、先高感が強い。

(2009年9月12日 日本経済新聞朝刊より)

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