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1) 平成21年11月 全国紙・板紙需給速報、並びに概況と分析 |
- 紙・板紙の国内出荷は前年同月比1.9%減とマイナス幅は今回の落込み局面において最小となったものの、14ヶ月連続の前年割れに終わった。板紙は3.1%増と14ヶ月ぶりにプラスに転じたが、紙が5.3%減となったことが全体に影響した。
ただ、紙の減少率は今回の落込み局面において最小。
- 紙・板紙の輸出は92千トンと前月よりダウンし、5月以来続いていた前月比プラスの動きは一服した。しかし前年同月比は3ヶ月連続プラスで、11月は25.9%増と今年最高の伸び。
板紙も量的には低水準ながら前年7月以来のプラスとなった。中国、香港、韓国、豪州向け等を中心に増加。
- 紙・板紙の在庫は前月比3.2万トン減少し、7ヶ月ぶりに200万トンを切った。生産調整の継続等により
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- 印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比8.2%減。マイナス幅は1桁台に縮小するもカタログ、チラシ等商印向けの不振継続、輸入紙へのシフトにより16ヶ月連続の前年割れ。
一方、輸出は前月より減少したが、前年同月比では46.0%増。主力の塗工紙を中心に4ヶ月連続のプラス。前月に続き高水準を維持。
- 板紙及び包装用紙の国内出荷について、包装用紙は4.4%減。マイナス幅は前月に続き縮小も14ヶ月連続の前年割れ。
一方、段ボール原紙及び白板紙は前月に続きプラス(段ボール原紙4.3%増、白板紙0.6%増)も、量的には低調。
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(注)
- 国内工場の生産高・出荷高・在庫高による。
- 紙・板紙計には「その他の紙」、「白板紙以外の紙器用板紙」、「その他の板紙」が含まれる。
- 輸入*は10月、1−10月
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2) 平成21年11月 中部10県下 洋紙品種別販売数量 集計表 |
3) 名古屋洋紙代理店会 主要品種販売・在庫数量 3ヵ年比較 |
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