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紙の市況 一覧

【洋紙】

1.三菱紙、最終赤字13億8500万円
2.素材の在庫、減少傾向 昨年12月末 合成樹脂などは過剰感
3.コート紙の輸入 09年、過去最高に 前年比2.7倍 円高が追い風
4.王子紙など4社、損益改善 製紙大手5社4〜12月最終 原燃料価格低下が寄与
5.生産能力の縮小広がる 素材各社 アジアでは積極投資
6.王子紙の収益 原油感応度が低下 リサイクル燃料に置き換え進む
7.紙・板紙の国内出荷1月3.7%増
8.商品市況、緩やかに回復 1〜3月価格DI3期連続プラス 新興国需要が拡大
9.利益率が改善する割安銘柄 化学や製紙 上位に
10.イムラ封筒 最終黒字6500万円

【家庭紙】

1.家庭紙大手、値上げ要請 ティッシュ・トイレ紙 出荷価格1〜2割 原燃料コスト増

その他 《再生資源関係》

1.古紙輸出1〜2割高 3月積み、中国需要が旺盛
2.新聞古紙、市中価格強含み 輸出価格の上昇が背景

1.三菱紙、最終赤字13億8500万円

三菱製紙が5日発表した2009年4〜12月期連結決算は、最終損益が13億8500万円の赤字(前年同期は13億6500万円の黒字)だった。原燃料価格は低下したが、紙の販売数量や価格が落ち込んだ影響を補えなかった。前年同期に特別利益として計上した固定資産処分益もなくなった。

(2010年2月6日 日本経済新聞朝刊より)

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2.素材の在庫、減少傾向 昨年12月末 合成樹脂などは過剰感

鋼材や合成樹脂など、産業素材の在庫の減少が続いている。(略)
前月比で減少したのは小形棒鋼、印刷用紙、セメントなど。いずれもメーカーが減産に取り組んでいる。4カ月連続で在庫が減った印刷用紙は1月以降も王子製紙など各社が大幅減産を継続中。(後略)

素材の在庫状況

素材の在庫状況
(注)小形棒鋼、薄鋼板、H形鋼、印刷用紙はメーカー・流通在庫の合計。ステンレス鋼板、古紙は流通在庫。その他はメーカー在庫。▲はマイナス。

(2010年2月6日 日本経済新聞朝刊より)

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3.コート紙の輸入 09年、過去最高に 前年比2.7倍 円高が追い風

印刷用紙の主力品種であるコート(塗工)紙の09年の輸入が前年比2.7倍の約73万8千トンとなり、04年の過去最高(61万3千トン)を上回った。為替の円高傾向を追い風に中国やスウェーデンなどからの輸入品が増加した。
輸入で最も多かったのが中国品で前年比3.3倍の32万3千トン。スウェーデン品も前年に比べ6倍の11万3千トンと急増した。輸入品の国内シェアも13.3%と03年の9.2%を抜き過去最高となった。輸入品の増加は国産コート紙価格の軟化要因になっている。

(2010年2月6日 日本経済新聞朝刊より)

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4.王子紙など4社、損益改善

製紙大手5社4〜12月最終 原燃料価格低下が寄与
北越紀州製紙が12日に2009年4〜12月期の連結決算を発表し、製紙大手5社が出そろった。三菱製紙を除く王子製紙、日本製紙グループ本社、大王製紙、北越紀州製紙の4社は前年同期比で最終損益が改善。各社とも販売数量は落ち込んでおり、原燃料価格下落とコスト削減が収益を押し上げた。

売上高は軒並み減少

4〜12月期の売上高は5社すべてが前年同期比で減少。08年秋のリーマン・ショック以降、広告チラシやカタログ、新聞用紙などの需要が減少したためだ。電子化の進展などによる構造変化で、「広告メディアにおける紙の位置づけが変化している」(王子製紙の矢嶋進取締役常務執行役員)という。
売上高の減少率は王子紙13%、日本紙12%、大王紙10%、三菱紙17%など。北越紀州紙は、09年10月に紀州製紙を株式交換で完全子会社化したため、同社の売上高が3カ月間加わったが、それでも3%減収だった。販売要因による減益は5社合計で1044億円に達した。
一方、王子紙、日本紙、大王紙の3社の場合、販売要因による減益分を古紙や木材チップ、原油など原燃料コスト低下とコスト削減が上回った。日本紙は四国コカ・コーラボトリングを完全子会社化したことに伴う負ののれんの償却84億円を特別利益に計上し、純利益が大幅増となった。
北越紀州紙は08年9月に稼動した新型の抄紙機の償却費負担などで固定費は41億円増加。販売要因もマイナスだったが、原燃料価格の下落による押し上げ要因が上回り、差し引きで増益を確保した。
13億円の最終赤字に転落した三菱製紙は、販売数量と価格の落ち込みが111億円のマイナス要因。原燃料価格の下落は71億円のプラス要因だったが、コスト削減が13億円にとどまり、販売面のマイナスを補えなかった。前年同期計上した固定資産処分益がなかったことも響いた。

(2010年2月13日 日本経済新聞朝刊より)

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5.生産能力の縮小広がる 素材各社 アジアでは積極投資

王子製紙 7月までに印刷情報用紙の能力1割減
日本製紙 09年に国内生産能力を1割削減済み
(前略)石油、製紙など素材産業は国内需要の伸び悩みが一過性ではなく構造的に続くととらえ、生産能力の削減に乗り出した。一方で、需要拡大が続くアジアなど海外では積極投資も進めている。
(略)
国内の素材生産は08年秋の金融危機後に大きく落ち込んだ。一部で回復の動きもあるが、多くはピーク時の生産水準に戻っていない。国内需要は中長期で低迷が続くとの見方が増えている。
このため素材産業では一時的な減産で需要回復を待つのではなく、生産設備の廃棄や長期休止で過剰設備を解消する動きが本格化している。
国内設備を縮小する一方、アジアなど新興国市場には積極投資する。(略)王子製紙も中国で11年初めに紙パルプ工場を稼動する。

(2010年2月19日 日本経済新聞朝刊1面
「国内生産能力 セメント2〜3割削減」の記事より紙パルプ関係を抜粋)

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6.王子紙の収益 原油感応度が低下 リサイクル燃料に置き換え進む

王子製紙の原油感応度が低下している。紙の製造に使う燃料について、重油からリサイクル燃料に置き換えが進んでいるためだ。王子紙は2010年3月から7月にかけ、紙の需要減に対応するため生産設備の一部を停止する予定。燃料に重油を使う割合の高い設備を止め、重油の使用量削減を加速する。
原油価格が1バレルあたり1ドル変動した場合に営業利益に与える影響額を原油感応度という。紙の製造では、発電やボイラーの燃料に重油が使われており、原油価格が上昇すれば利益圧迫要因になる。
王子紙は、環境対策や原油の価格変動による業績への影響を抑えるため、「黒液」と呼ばれる木材チップと薬剤が混ざった廃液や、ごみ固形燃料の利用を増やしている。11年3月期の重油使用量は10年3月期見込み比8%減の33万キロリットルになる見通しだ。
使用量が減り、原油価格の変動が業績に与える影響は小さくなる。外国為替相場が1ドル=90円で推移した場合、11年3月期の原油感応度(営業利益ベース)は10年3月期の年2億1000万円から年1億8000万円程度に下がりそうだ。

(2010年2月19日 日本経済新聞朝刊より)

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7.紙・板紙の国内出荷1月3.7%増

日本製紙連合会が22日発表した紙・板紙の1月の国内出荷は、前年同月比3.7%増の198万5000トンと2カ月連続で前年実績を上回った。前年、大幅に落ち込んだ反動が大きく、前々年同月に比べると15.1%減と、引き続き低調な出荷が続いている。

(2010年2月23日 日本経済新聞朝刊より)

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8.商品市況、緩やかに回復

1〜3月価格DI3期連続プラス 新興国需要が拡大
商品市況の緩やかな回復が続いている。日本経済新聞社がまとめた100品目の四半期価格予測によると、1〜3月の商品価格動向指数(DI=上昇品目から下落品目の割合を引いた値)は3期連続プラスの見込み。新興国向けを中心とする輸出の拡大が内需低迷を補っており、商品市況の二番底懸念はひとまず後退した。
(略)
ただ内需比率が高い商品の低迷は続きそう。デフレ圧力の強い食品では下落品目が多く、紙や窯業も横ばいが大勢を占める。中国の金融引き締めや円高で輸出が鈍れば商品価格に再び下げ圧力が強まる可能性もある。
主要商品の価格見通し
商品市況、緩やかに回復

(2010年2月24日 日本経済新聞朝刊より)

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9.利益率が改善する割安銘柄 化学や製紙 上位に

業績回復が進んでいるのに割安な銘柄はどれか。PBR(株価純資産倍率)が1倍割れの企業を対象に、2010年3月期の予想売上高営業利益率の前期比改善度が高い順にランキングしたところ、上位には化学や製紙会社が並んだ。前期に比べ原油など原燃料価格が下落し採算が改善する。ただ、足元では原材料の先高感が株価の重荷となっており、資源価格の動向などが一段と注目されそうだ。
(略)
製紙3社も上位に顔を出した。広告チラシやカタログなどの需要が低迷し販売数量は落ち込んでいるが、原燃料価格の下落とコスト削減が収益を押し上げた。(後略)

(2010年2月27日 日本経済新聞朝刊より)

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10.イムラ封筒 最終黒字6500万円

イムラ封筒は26日、2010年1月期の連結最終損益が6500万円の黒字(前の期は4億1500万円の赤字)になったと発表した。従来予想を2億2500万円下回る。企業向けの封筒需要の減少が続いたほか、販売価格が想定以上に下落。保有株式の評価損など特別損失も計上した。

(2010年2月27日 日本経済新聞朝刊より)

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1.家庭紙大手、値上げ要請

ティッシュ・トイレ紙 出荷価格1〜2割 原燃料コスト増
大王製紙や日本製紙クレシア(東京・千代田)、王子ネピアなど大手家庭紙メーカーは、ティッシュペーパーやトイレットペーパーの出荷価格を3月下旬以降、1〜2割引き上げると卸各社に表明した。パルプや重油など原燃料コストの上昇を転嫁する。ただ消費低迷によるデフレ圧力で小売り側の反発は強い。値上げ交渉は難航も予想される。
大王製紙や日本製紙クレシアが3月21日出荷分から、王子ネピアが4月1日出荷分からの値上げを目指し、卸各社に要請を始めた。ティッシュペーパー5箱やトイレットペーパー12ロール入りで、値上げ幅は20〜40円程度。卸各社と小売り側の交渉が決着すれば、値上げは1年半ぶり。
家庭紙各社は昨年10月にも値上げを打ち出したが、ほとんど受け入れられず、卸価格は逆に下落した。量販店やドラッグストアでの店頭価格の引き下げ競争が卸値に逆流した格好だ。現在、店頭ではティッシュペーパー(160組)5箱で198円などの特売品が増えている。
原料となる輸入パルプの価格は中国の需要増による国際需給の引き締まりで上昇している。指標の針葉樹パルプ輸入価格は1月積みで1トン750ドルと、昨春の安値に比べ4割高い。「現在の価格では赤字販売に陥る」(日本製紙クレシア)と訴えている。
2月や3月は量販店やドラッグストアなどの店頭で、年度末の決算対策に絡んだ特売が増える時期に当たる。家庭紙各社は特売のピーク時期を避け、花粉症対策などの需要期に当たる4月に値上げの実施を目指す。
メーカーの値上げが小売り側に満額受け入れられれば、ティッシュペーパー(160組)5箱入りで、店頭での安値は248円以上に上がる可能性がある。ドラッグストアや量販店の特売も減ることになりそうだ。

(2010年2月17日 日本経済新聞朝刊より)

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1.古紙輸出1〜2割高 3月積み、中国需要が旺盛

製紙原料となる古紙の3月積み輸出価格が軒並み上昇した。指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東)の価格は前月積みと比べて1〜2割高い。春節(旧正月)休みを終え、主要輸出先の中国の引き合いが再び強まった。 3月積みは新聞古紙が前月積み比13.2%高い1キロ16.982円。雑誌古紙が同17.3%高の16.65円と2カ月ぶりに反発。段ボール古紙は19.2%高の16.845円と5カ月連続で上昇した。

(2010年3月2日 日本経済新聞朝刊より)

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