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日本の伝統文化〜かるた(3)〜 前取締役管理部長 川瀬健男 |
岐阜県かるた協会は、昭和四十七年大垣北高かるたクラブのOBが集まって、『大垣むらさき会』を設立、競技かるたの普及と選手の育成を主体に活動を開始したのが始まりです。
その後、全日本かるた協会の社団法人化に伴い、『岐阜県かるた協会』として新たに発足し現在に到っています。
協会の会員数は、現在約三十名、毎週日曜日の定例練習会を通じ選手の技術の向上と育成を行う傍ら、小中学生や高校生への競技かるたの指導や、かるた教室の開催などを通じて普及活動にも力を入れています。
競技かるたは、年齢を問わず誰でも楽しめる、技とスピードを競う『畳の上のスポーツ』です。記憶力・集中力を高め、脳の活性化にも役立ちます。
岐阜県かるた協会の今後の活動については、私の後に続く名人・クィーンを狙うことが出来る全国でもトップクラスの選手を育成すると共に、幅広い年齢層に普及する為、『県民かるた大会』の開催や地元岐阜県での『全国かるた大会』の開催も企画しています。
幸い昨年は、高校生で、名人・クィーン戦予選に出場できるA級・四段の資格を得た選手も育ち、岐阜県にも明るい兆しが見え始めました。
今年は、今まで培ってきた土壌を足場にして、飛躍の一年にしたいと考えています。
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