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紙や印刷の用語集

紙や印刷に関する用語をご紹介致します。
毎月更新のKAYO NEWS『紙クロスワード』でご紹介した用語から始め、順次追加していきますので、ご参考になれば幸いです。

目次

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行


 古紙を原料パルプに戻すには印刷インキを取り除く『脱墨』という工程が必要になります。
 脱墨のための薬剤を投入し、泡立てることで、泡にインキが付着して浮き上がり、その泡を取り除くことで再生パルプを得ることができます。

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初水(うぶみず)

 和紙を手漉きするとき、最初に紙料液を簀の上に少量汲み上げ、簀の上に均一に、簀の面全体に広がるように動かして基礎となる薄い膜を形成します。
 この最初に汲み上げる紙料液を初水といいます。

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A判(えーばん)

 現在の洋紙の規格寸法のひとつ。625ミリX880ミリ。

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江戸時代

 江戸時代、紙の消費者は武家層から一般庶民へと広がりました。火事の際には井戸に放り込み、鎮火後引き上げて使えるほどに丈夫な大福帳などの用紙として商家で使われたとの話が残ります。

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過酸化水素

 パルプの漂白のために使われる薬剤

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カス上げ

 シールを印刷して納品する際、シールが剥がしやすいように周囲の余分な部分を取り除くこと。『カス取り』ともいいます。

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カレンダー

①乾燥した紙を鉄製のロールの間を通してプレスし、厚さを均一にしたり表面を滑らかにしたりする装置
②日付や曜日などを表すアイテム。当社でもお取り扱いできます。是非お問い合わせ下さい。

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川上御前

 6世紀初め、福井県今立町(現:越前市)に現れて「この地は清らかな水と原料に恵まれているので紙を漉けばよい」とお告げし、紙の製法を伝授したといわれている謎の姫。紙祖神として同地の岡太神社に祀られています。

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管理された森林

 森を育て、適切に伐採することで、環境保護と産業活動を両立させる「持続可能な森林経営」を実現するため、製紙産業は適切に管理された森林から木質資源調達を行っています。

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雁皮(がんぴ)

 和紙の代表的な原料植物のひとつ。楮よりも繊維が細くて短く、絹のような光沢のある緻密で滑らかな紙を漉き上げることができ、その品質の高さから「紙の王」と称されたこともありました。

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楮(こうぞ)

 和紙の代表的な原料植物のひとつ。三大原料のなかでは最も古くから、最も多く使われていて、丈夫で特有の光沢のある紙を漉くことができます。

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黒液(こくえき)

 化学パルプ法で、木材チップを薬液で煮てパルプを取り出した後の廃液。回収されて非化石燃料のひとつとして使用され、さらに燃焼後に残った薬品も回収されて再利用されます。

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サクションボックス

 抄かれた後、軽く脱水された湿紙からさらに水分を抜くために使用される、真空ポンプを使った脱水装置。

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酸性

 にじみ止めのために硫酸バンドが使われていた時代の紙は弱酸性で、硫酸バンド由来の成分によって劣化しやすくなっていました。現在では薬液の見直しが行われて弱アルカリ性の状態で紙をつくるようになり、薬液による劣化の課題が解決されています。

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樹種

 紙の原料となる木材チップには木材から建築資材等を取った後の残材や建物を解体したときに出る廃材、間伐材、植林材など、様々な樹種が使用されます。それぞれパルプ化のしやすさやパルプになったときの特徴などが違うため、紙の品質を安定させるためには複数の樹種を適切に混ぜて使うことが必要とされています。

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上質紙

 晒クラフトパルプ100%を原料とする非塗工上級印刷用紙。高品質で汎用性が高く、出版や商業印刷など幅広い用途で使用されています。

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白皮(しろかわ)

 楮の皮の一番内側の部分。楮の表皮は黒皮(くろかわ)、甘皮(あまかわ)、白皮の3層からできており、白皮だけを製紙原料として使う例が多いですが、あえて甘皮を残して、より丈夫な紙とする、石州半紙のような例もあります。

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四六判(しろくばん)

 現在の洋紙の規格寸法のひとつ。788ミリX1091ミリ。

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すかし

 紙を漉く網に金属で型を付け、あえて紙料の濃淡をつくることで、光に透かしたときに模様ができるようにした技法、あるいはその模様。13世紀ごろにイタリアで漉かれた透かし入りの紙が残っています。

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スラー

 印刷したときに網点の縁が不鮮明になったり、網点が尾を引いたようになる現象。紙と版やブランケットが離れるときにずれるために起こる現象として、印刷機の振動やインキのタック、圧胴と版胴の表面速度があっていないなどのときに発生しやすいと考えられています。

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檀紙(だんし)

 細かい縮緬のような皺が入った紙。元は檀(まゆみ)の繊維を原料として特有の乾燥法で漉かれていた陸奥国の紙を指す言葉でしたが、平安時代には原料は楮に変わり、今では東北以外でも漉かれています。

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千代紙

 花や柄など様々な模様を色刷りした紙。折り紙や和紙人形などの工芸品、箱の装飾として貼る紙などに使用されています。

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曇徴(どんちょう)

 高句麗の僧。『日本書紀』推古天皇18(西暦610)年に「紙の製法が巧みで、てんがい(水力で動かす石臼)もつくった」人物として記されています。

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三井寺(みいでら)

 滋賀県大津市にあるお寺。「もろともに あはれとおもへ ~」の作者、前大僧正行尊や、紫式部の父が出家したお寺としても知られています。

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三椏(みつまた)

 和紙の代表的な原料植物のひとつ。雁皮に似た繊維の木で江戸時代ごろから紙の原料として使われ始め、雁皮より栽培が容易であったことから日本の紙幣の原料として採用されています。

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モアレ

 多色刷りをしたときなどに、規則正しく並んだ点や線が干渉しあって想定外の新しい模様が見えてしまう現象。
本来は軽減させる対象ですが、あえて発生したモアレをデザインに使用している例もあります。

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毛細管現象

 細い管の内部の親水性などによって、外部から力が加えられなくても液体が管の内部を上昇したり下降したりする現象。紙は元の繊維が親水性が高く、繊維と繊維の間に空隙がある構造なので、この毛細管現象によりインキや水などの液体が染み込みやすくなっています。

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連量(れんりょう)

 紙の単位当たりの重量。紙(薄いもの)は1,000枚、板紙(厚いもの)は100枚当たりの重量を『連量』と呼んでいます。紙は1枚がとても薄いので、厚さを表すのに連量を用いたり、取引を連量で行ったりします。

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ロジンサイズ

 水性インキのにじみ止めのために使われる、松脂を原料とした薬液。以前は繊維に定着させるために硫酸バンドが使われていましたが、硫酸バンドを使用すると紙が酸性になり劣化が早くなるため、現在は中性のサイズ剤が使われています。

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ワイヤーパート

 抄紙機で、紙料を吹き付けて湿紙をつくる工程。紙料が吹き付けられた段階では水分が99%の状態ですが、このワイヤーパートを走る間に水分が80%程度まで脱水され、乾燥パートに送り出されます。

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