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【紙のソムリエ】シートくんとロール先輩の紙修行 72 新入社員様基礎編⑬情報用紙②

「新入社員の皆様、こんにちは。って、もう新入社員さんじゃないですよね。」
「若手社員の皆様、こんにちは。そろそろ後輩社員さんが入ってきたって方もいらっしゃるのではないでしょうか。」
「うちにも4月からの新入社員さんがアルバイトに来てますよね。初々しい!」
「確かに初々しくて可愛いけど、シートくんよりよほどしっかりしてる気もするけど・・・」
「先輩ひどい!」
「シートくんと違って、教えてもらったこと、ちゃんとメモに取って復習してるしね。何ならノートをコピーさせてもらったら?」
「あ、じゃあ、最初から複写用紙にメモってもらうように頼んでみます。というわけで、今回は情報用紙②、複写原紙のお話しです。」

1.複写原紙

「『複写原紙』はノーカーボン紙や裏カーボン紙など、いわゆる複写用紙の原紙になる紙のことです。でも、複写用紙って言われてもピンとこない人も多いかも?」
「以前なら複写用紙を使っていた場面でも、最近は他の手段が使われていますからね。複写用紙には以下のような種類があります。」

「複写用紙のなかで主流となっているのがノーカーボン紙、そのノーカーボン紙の原紙として使用されるのがノーカーボン原紙です。今でも手書きの領収証や契約書、申込書などで複写用紙が使われていることがありますが、以前に比べると使用される場面はかなり減っています。」

2.ノーカーボン紙使用の注意点

「ノーカーボン紙は、裏にインクの入ったカプセルが塗布されている『上用紙(A紙)』、表面に顕色剤が塗布されている『下用紙(C紙)』のほか、表面には顕色剤、裏面にはインクカプセルが塗布された『中用紙(B紙)』があります。3枚以上の複写の場合は、中に入る『中用紙』の数を増やして対応します。」
「ノーカーボン紙は圧力と化学反応で発色する紙なので、

・組み合わせや順番を間違えると発色しない
・保管時や移動時などに圧力をかけると望まない発色が起きてしまう
・発色した部分の保存性が比較的低い

等の使用上の注意点があります。初めて使うような時は使い方を紙屋さんに確認して下さいね。」

「最近、普段の生活で複写紙って見かけなくなったよね。領収書下さいって言っても、普通紙に書いたものか、レシートにサインだし。」
「契約がタブレットにサインで済んじゃうこともありますよね。前は複写で書いて何枚もハンコ捺したりしていましたけど。・・・あ、でも」
「何?」
「僕の毎日の生活は複写紙みたいです!同じような時間に起きて、会社に来て、同じような・・・」
「それダメなやつだよ・・・新入社員さんに笑われるよ・・・・・・」

(初掲載:2018年3月10日、加筆修正:2019年12月11日)

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